2014年03月09日
不定期とか言って、毎日更新していますが、ここまで感想を書いたら、最後まで書かないとならないと思い始めていますが、そこは怪しいです。最終結果がいつ発表になるかが判らないので、その時まで読み終わるかが保証出来ないからです。
ま、でもここを気にしている人なんかいないと思いますが……でも。正直、ララノコンの作品紹介のブログ、2つありましたよね。私の作品3つはどちらも取り上げられませんでした。その時に「ああ、これは2次は無いな」と思っていました。
そのような思いもあるので、なるべくここで取り上げようと思っています。(出来なかったら取り上げられ無かった人御免なさい)
と、言う訳で「「願うと叶う」というほど世界は甘くなかった」です。
まず、ブログの構造に迷いました! 1話から読む、で読んで行くと普通は一番下に次の話に行く文字があるのですが。それが無いので、戸惑いました。何とか最後まで読みましたが、「感想を書く」と言う使命? が無かったら投げ出していました。
でも、それをさせたのは、何よりサクサクと読める文体のせいです。
読みやすさではララノコン屈指でしょうね。でも会話の処が行間が空いてる。なのに説明文は普通の行間、と言うややこしい表示なので、文体は読みやすいのに全体としては? なのです。
ストーリの持って行き方がやや遅い感じを受けましたが、話のメインが「願いの叶え方」と言うものなので、これで良いのでしょうね。私だったら、さっさと仲良くして、その後を書きましたね。
そんな事を思わせてくれました。
「僕は人間でないらしく」
このブログはとても分かりやすくて、その点は良かったです。
独特の文体、話の展開の持って行き方。個性が溢れています。
話のメインストーリは面白いのですが、すぐに話が流れずに立ち止まったり、脇に行ってしまいます。
恐らくこれは作者さんのサービスなのだと思いますが、正直、こういう展開を喜ぶ人はいると思いますが、先を知りたい人にとっては困った事でした。
恐らく、リアルタイムで読んでいると気にならないのでしょう。私の様に完結してから読むと言うのはそうはいないでしょうね。それこそ審査員とか、わざわざ感想を書くために読みに来る奴とかね(笑
作者さんは恐らく色々な才能に溢れた方なのでしょう。文章からセンスを感じます。
私が思った事が杞憂ならば、かなりの有力候補だと思います。
「カゲロイ」~滅び行く世界と誰もたどり着けない楽園の噺~
サブタイトルの「はなし」が話ではなく噺なのは、それが人々の口によって伝わるからと解釈しました。
センスを感じました。文章を短く切って、まるで詩の様に表現して見せている。
とても考えられて構成されていると感じました。
こういうやり方もあると言う見本の様なブログですね。
噺も、静かなこの表現方法に相応しい内容でした。
やはり二次審査に残った作品はどれも優れていますね。
「創造楽団」の作者さんと同じ方なので、静かな感じが似ていましたね。
「ボクはそんなに悪くない」
面白く読まさせて戴きました。一種のピカレスクものですが捻りが効いています。最後のどんでん返しもいい感じですね。
全体的に感じたことは、書き慣れている。と言う事でした。恐らく、書き出しの最初からプロット通りの最後が決まっていて、それに向かって色々な表現を仕込んでいるのだと思います。
文章も読みやすく、会話も無理がありませんでした。
先読みをすると、ややストーリーが読めてしまうと言う事がありますが、この長さなら仕方ないでしょうね。
かなり有力と言っても良い作品だと思います。
「久遠電脳雑技団」~ライトなラノベ~(アルタイト・バースト)
「久遠電脳雑技団」と言うのはブログの名前です。小説は「アルタイト・バースト」と言う名で、いやゆるパニックものですね。ホラーの分野には違いありませんが、怖いとか恐怖と言うよりスリルを楽しむ作品ですね。
文章も安定していて、おかしな表現はありません。
ストーリーは定番とも言える感じですね。驚く様な展開はありませんが映画を見る感じで楽しめます。
本当に、どこまでも安定しているのです。これが作者さんの個性なのでしょうね。楽しめました
と言う訳で、次回です。
ま、でもここを気にしている人なんかいないと思いますが……でも。正直、ララノコンの作品紹介のブログ、2つありましたよね。私の作品3つはどちらも取り上げられませんでした。その時に「ああ、これは2次は無いな」と思っていました。
そのような思いもあるので、なるべくここで取り上げようと思っています。(出来なかったら取り上げられ無かった人御免なさい)
と、言う訳で「「願うと叶う」というほど世界は甘くなかった」です。
まず、ブログの構造に迷いました! 1話から読む、で読んで行くと普通は一番下に次の話に行く文字があるのですが。それが無いので、戸惑いました。何とか最後まで読みましたが、「感想を書く」と言う使命? が無かったら投げ出していました。
でも、それをさせたのは、何よりサクサクと読める文体のせいです。
読みやすさではララノコン屈指でしょうね。でも会話の処が行間が空いてる。なのに説明文は普通の行間、と言うややこしい表示なので、文体は読みやすいのに全体としては? なのです。
ストーリの持って行き方がやや遅い感じを受けましたが、話のメインが「願いの叶え方」と言うものなので、これで良いのでしょうね。私だったら、さっさと仲良くして、その後を書きましたね。
そんな事を思わせてくれました。
「僕は人間でないらしく」
このブログはとても分かりやすくて、その点は良かったです。
独特の文体、話の展開の持って行き方。個性が溢れています。
話のメインストーリは面白いのですが、すぐに話が流れずに立ち止まったり、脇に行ってしまいます。
恐らくこれは作者さんのサービスなのだと思いますが、正直、こういう展開を喜ぶ人はいると思いますが、先を知りたい人にとっては困った事でした。
恐らく、リアルタイムで読んでいると気にならないのでしょう。私の様に完結してから読むと言うのはそうはいないでしょうね。それこそ審査員とか、わざわざ感想を書くために読みに来る奴とかね(笑
作者さんは恐らく色々な才能に溢れた方なのでしょう。文章からセンスを感じます。
私が思った事が杞憂ならば、かなりの有力候補だと思います。
「カゲロイ」~滅び行く世界と誰もたどり着けない楽園の噺~
サブタイトルの「はなし」が話ではなく噺なのは、それが人々の口によって伝わるからと解釈しました。
センスを感じました。文章を短く切って、まるで詩の様に表現して見せている。
とても考えられて構成されていると感じました。
こういうやり方もあると言う見本の様なブログですね。
噺も、静かなこの表現方法に相応しい内容でした。
やはり二次審査に残った作品はどれも優れていますね。
「創造楽団」の作者さんと同じ方なので、静かな感じが似ていましたね。
「ボクはそんなに悪くない」
面白く読まさせて戴きました。一種のピカレスクものですが捻りが効いています。最後のどんでん返しもいい感じですね。
全体的に感じたことは、書き慣れている。と言う事でした。恐らく、書き出しの最初からプロット通りの最後が決まっていて、それに向かって色々な表現を仕込んでいるのだと思います。
文章も読みやすく、会話も無理がありませんでした。
先読みをすると、ややストーリーが読めてしまうと言う事がありますが、この長さなら仕方ないでしょうね。
かなり有力と言っても良い作品だと思います。
「久遠電脳雑技団」~ライトなラノベ~(アルタイト・バースト)
「久遠電脳雑技団」と言うのはブログの名前です。小説は「アルタイト・バースト」と言う名で、いやゆるパニックものですね。ホラーの分野には違いありませんが、怖いとか恐怖と言うよりスリルを楽しむ作品ですね。
文章も安定していて、おかしな表現はありません。
ストーリーは定番とも言える感じですね。驚く様な展開はありませんが映画を見る感じで楽しめます。
本当に、どこまでも安定しているのです。これが作者さんの個性なのでしょうね。楽しめました
と言う訳で、次回です。
この記事へのコメント
1. Posted by 久遠了@アルタイル・バースト 2014年03月10日 22:07
面白くお読みいただき幸いです。
特に主催者にさえ正確に記載していただけない作品名をきちんと書いてくださったことに感謝します。
ホラーの書き手としては「面白かった! でも、何も記憶に残ってないぞ? もう一回読もう。アハハ! 面白かった! でも、どこが面白かったんだろう。もう一回読もう…… ウヘヘ! もう一回…… ウケケケケケ~」という風にホラー的中毒性のある作品を目指しています。
そのためには「引っかかりなく読めること」が大前提と考えています。。
今回は「どこまでも安定している」とのことですので、少しはマシになったのかなぁ、などと思いました。
「改めて御礼申し上げます」を拝読して。
自分は「ラノベ」か「ジュブナイル」か「ヤングアダルト」か、というカテゴリはあまり気にしていません。
それはたぶん編集者が「オレがラノベだと言ったらラノベ」だし、読者が「ラノベ」と言ったらラノベなんだろうと考えています。
ただラノベ系コンテストでは「読めるとしても幾つかの漢字はひらがなにする」とか「情景描写を地の文で説明しないで会話にして、会話文を多めにする」とかしています。
それでも、読み返すと徹底されていないんで、頭をかかえるんですが。
満足できないから書いているということで、書き手の方が執筆に中毒しているのかもしれません。
ではでは。
2. Posted by まんぼう 2014年03月10日 22:19
久遠了@アルタイル・バーストさん
コメントありがとうございます。
私も書き手の端くれとして、自分の小説の名前ぐらいはちゃんと書いて欲しいと思っていましたので、そこはちゃんと書きました。
映画を見る様なスムーズな展開にとても楽しめました。
エンタメ賞なんてのがあればこの作品が決まりだと思います。
先ほど全作読み終えましたが、いずれもレベルが高いと思いました。
きっとわずかの差で賞が決まるのでは無いかと思います。
個人的な感想ですので、余りお気にしません様にしてください(^^)
コメントありがとうございます。
私も書き手の端くれとして、自分の小説の名前ぐらいはちゃんと書いて欲しいと思っていましたので、そこはちゃんと書きました。
映画を見る様なスムーズな展開にとても楽しめました。
エンタメ賞なんてのがあればこの作品が決まりだと思います。
先ほど全作読み終えましたが、いずれもレベルが高いと思いました。
きっとわずかの差で賞が決まるのでは無いかと思います。
個人的な感想ですので、余りお気にしません様にしてください(^^)
3. Posted by ベニー @僕は人間でないらしく 2014年03月11日 12:24
感想、ありがとうございます。
ご指摘の点ですが、あえて読者にストレスを強いている部分はあります。
黒い少女と白い少女が出てくるあたりは削ってもっと分かりやすくしようかとも思いましたが、ストレスがあってこその面白さを狙って、そのまま残しました。
好きになってもらえるかどうかの、伸るか反るかですね。
あと、私の筆力では、この程度の文字数で話の展開優先で書いてしまうと、一気に読んだ時、後に何も残らない=何がなんだかさっぱりわからないモノになってしまうのが経験上わかっていたので、シンプルなストーリーを小ネタを繋いで語り切るのを課題としました。
ですので、ご指摘いただいた内容は正にそのままで、しっかり読んでいただけたこと、大変嬉しく思っております。
今後とも、よろしくお願いいたします。
ご指摘の点ですが、あえて読者にストレスを強いている部分はあります。
黒い少女と白い少女が出てくるあたりは削ってもっと分かりやすくしようかとも思いましたが、ストレスがあってこその面白さを狙って、そのまま残しました。
好きになってもらえるかどうかの、伸るか反るかですね。
あと、私の筆力では、この程度の文字数で話の展開優先で書いてしまうと、一気に読んだ時、後に何も残らない=何がなんだかさっぱりわからないモノになってしまうのが経験上わかっていたので、シンプルなストーリーを小ネタを繋いで語り切るのを課題としました。
ですので、ご指摘いただいた内容は正にそのままで、しっかり読んでいただけたこと、大変嬉しく思っております。
今後とも、よろしくお願いいたします。
4. Posted by まんぼう 2014年03月11日 13:51
ベニー @僕は人間でないらしくさん
コメントありがとうございます。
失礼な事ばかり申し上げてしまい、すいませんでした。
ブログを更新されてリアルタイムで読む事と完成されたのを読むのに違いがあったと言うのは新しい発見でした。
センスのあふれる文章から、きっと意識して書いていらっしゃるのだと思っていました。
文章のセンスと言い、才能に溢れた方だと思いました。
良き結果がある事を祈っております(^^)
コメントありがとうございます。
失礼な事ばかり申し上げてしまい、すいませんでした。
ブログを更新されてリアルタイムで読む事と完成されたのを読むのに違いがあったと言うのは新しい発見でした。
センスのあふれる文章から、きっと意識して書いていらっしゃるのだと思っていました。
文章のセンスと言い、才能に溢れた方だと思いました。
良き結果がある事を祈っております(^^)