武田、長塚、村上義1年 脱会騒動23人出場自粛
武田豊樹、長塚智広、村上義弘は出場自粛1年-。日本競輪選手会(佐久間重光理事長)は12日、都内で理事会を開き、昨年末に選手会脱会騒動を起こした23人の処分を決めた。
武田、長塚、村上義の3人は、「もっとも関わりが大きかった」(佐久間理事長)として、選手会が定める自粛期間では最長となる1年間の出場自粛を勧告された。他の20人にも8カ月から6カ月の出場自粛勧告という厳しい裁定が下された。自粛期間は5月1日からの予定。
先のG1全日本選抜を優勝した村上博幸は6カ月の自粛勧告で、11月にも復帰できる見込みだが、競走本数などGPの選考基準を満たせない状況。
佐久間理事長は「グランプリの開催委員会が判断することで、自分は意見を控えたい」と話すが、現状ではグランプリ出場はほぼ絶望となった。
制裁を受けた選手(▽は自粛勧告期間)
▽1年間
長塚智広
武田豊樹
村上義弘
▽8カ月
新田祐大
平原康多
▽6カ月
佐藤友和
伏見俊昭
佐藤慎太郎
成田和也
山崎芳仁
渡辺一成
小野大介
古川功二
鈴木謙太郎
牛山貴広
稲村成浩
稲村好将
岡田征陽
豊岡哲生
川村晃司
稲垣裕之
村上博幸
藤木 裕
=2014/03/13付 西日本スポーツ=