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「アンネの日記」30代の男関与か
3月13日 7時21分

「アンネの日記」30代の男関与か
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東京都内の図書館や書店で、「アンネの日記」などの本300冊以上が破られているのが見つかった事件で、被害があった書店に不法に侵入した疑いで逮捕された都内の30代の男が図書館で本を破ったことを認めるような供述をしていることが、警視庁への取材で分かりました。
警視庁は、供述の裏付けを進めるなど事件への関わりを慎重に捜査しています。

この事件は、都内の8つの自治体の公立図書館で、「アンネの日記」やアンネ・フランクの伝記などの本、合わせて300冊余りのページが破られているのが見つかったほか、東京・池袋の大型書店でも、先月21日とその1か月ほど前にアンネの日記1冊ずつに被害が見つかったものです。
警視庁で器物損壊事件として防犯カメラの映像を分析したりするなどした結果、被害があった池袋の書店で、都内に住む30代の無職の男が先月、売り場を行き来する様子が写っていたほか、2冊目の被害が見つかった翌日の先月22日には、書店内で無断でビラを貼っていたことが分かったということです。
このため警視庁は、この男をビラを貼る目的で書店に不法に侵入したとして建造物侵入の疑いで今月7日に逮捕しました。
警視庁によりますと、男はその後の取り調べの中で、図書館で本を破ったことを認める内容の供述をしているということです。
一方で、男の言動には不可解な点もあるということで、警視庁は、供述の裏付けを慎重に進めるなど一連の事件との関わりを捜査するとともに、男の刑事責任能力についても調べています。

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