「早読み 深読み 朝鮮半島」

「米国の怒り」を日本のメディアで知った韓国人

読者からの質問に答えて(7)

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2014年3月13日(木)

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 米国が怒りだしても馬耳東風。米中の間で二股をかける韓国はどこへ行くのか――。読者と展開を読む。

韓国から「驚いた」

普通の韓国人は「二股外交」をどう考えているのでしょうか。

鈴置:興味深いエピソードを紹介します。2013年12月にバイデン副大統領が「米国の反対側に賭けてはいけない」と朴槿恵(パク・クンヘ)大統領に述べました。

 それも韓国記者団の目の前で、です。要は「二股外交を止めろ」と韓国人に直接呼びかけたわけです。

 それを日経ビジネスオンラインで書いたら(「北朝鮮に『四面楚歌』と嘲笑された韓国」参照)、韓国の知り合いからどっと連絡がありました。

 ある人は電話をくれました。「実に参考になる記事でした」とのお褒めの言葉でした。別の人は初めて年賀状をくれて「鈴置さんの『韓国の中国傾斜』に関する一連の記事はこちらでも話題になっていますよ」と書いてきました。もちろん、日本語を読める韓国人の中で、ということでしょうけど。

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