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原発事故影響、7校が閉休校 福島県内、避難の子戻らず

朝日新聞デジタル 3月13日(木)0時4分配信

 東京電力福島第一原発事故による避難によって児童・生徒数が減ったため、今年度末に閉校または休校する公立小中学校が福島県内で7校あることが教育委員会や学校への取材で分かった。原発事故の影響による閉・休校は初めて。

 各市教委や学校によると、事故の影響で閉校になるのはいわき市田人(たびと)地区の3小学校と2中学校、南相馬市立真野小。福島市立大波小が休校になる。

 第一原発から約60キロ南西にある山間部の田人地区では、首都圏から移住者を誘致する取り組みで児童・生徒が増加に転じ、2010年度は地区内の小中7校に計105人がいた。事故後は再び減り、14年度は55人になる見込みで、5校が地区内の小中各1校に統合される。市教育政策課は「放射能を心配して県外に戻る移住者家族が相次いだ」と話す。

朝日新聞社

最終更新:3月13日(木)2時31分

朝日新聞デジタル

 

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