ペルセウス座の方向に2億2000万光年離れた銀河「NGC1277」の中心で、質量が太陽の170億倍もある超巨大ブラックホールを発見された。
今回、ケタ外れにスケールのデカイまさに宇宙のリバイアサン的な「ブラックホール」が発見された。
【旧約聖書のリバイアサン】
名前が恐怖の対象「巨大な怪物」を意味し、「ねじれた」「渦を巻いた」が語源なことから、ブラックホールに例える人もいる。
今回、発見されたブラックホールのトンデモないスケール
発見された超巨大ブラックホールは、ペルセウス座の方向に2億2000万光年離れた銀河の中心にある。
銀河「NGC1277」の中心に、宇宙観測史上で最大規模のブラックホールが発見された
これほど巨大なブラックホールは想定外で、宇宙の形成に関する定説が見直しを迫られる可能性がある
発見した天文学者「本当に風変わりな銀河。ほとんど全てがブラックホールでできている。銀河系とブラックホールの新分類に属する最初の天体かもしれない」
参考:太陽系惑星の大きさの比較
とにかくデカイ!そして重すぎる・・・
超巨大ブラックホールと太陽系の比較図。
ブラックホールの直径は、太陽系の一番外側にある惑星「海王星」の公転軌道の11倍もある
これほど巨大なブラックホールは想定外で、宇宙の形成に関する定説が見直しを迫られる可能性がある
超大質量ブラックホールを描いた想像図。
ブラックホールの質量(重さ)が太陽の170億倍もある
これまで最も重かったNGC4889銀河の2倍も重い
標準的なブラックホールが銀河に占める質量の割合は0.1%ほどしかないが、このブラックホールが占める質量は14%もある
しかもこの超巨大ブラックホールがある銀河自体が、太陽の1200億も倍重い。
これが、最大でもっとも重いブラックホールなのか?
多くの銀河の中心には超大質量のブラックホールが存在していることがわかってきた
超大質量ブラックホールが、銀河の星より先に巨大サイズになってしまう可能性もある
大きな銀河ほど大きなブラックホールが存在するが、それがどれだけ大きくなるかは、最初から決まっているのか、それとも成長過程による違いなのかはまだわからない
現段階では、これがたまたま発見された稀な例なのか、それとも同じようなものがこれから次々と見つかるのかはわからないという。
ところで、ブラックホールってなに?
普通の星(例えば地球や太陽)が何で球体を保っていられるのかといえば、重力と圧力が釣り合っているから。
ところがすごく強い重力を持ってしまった星は、重力崩壊を起こしてしまう・・・。
星が重力崩壊を起こすと、球体を保てずにどんどん縮んでいってしまい、最終的にただ一点の、巨大な重力を持つ星「ブラックホール」になる
ブラックホールの恐ろしい重力は、光すら飲み込んでしまい誰もその重力から逃れられず、飲み込まれた後どうなるのか、どこへ行くのかも わかっていない
まさに怪物リバイアサン・・・。
最新ブラックホール研究で知る型破りなスケール
産経新聞
ブラックホール(中央の黒い丸)と、光の速さで噴出するジェットの想像図。
NASAは、約100億光年のかなたにある250万個のブラックホールを発見。
さらに発見された銀河の中心に巨大なブラックホールを確認、それが放出する光の量は太陽の100兆倍だという。
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