井上亮、南日慶子、奈良部健
2014年3月12日11時34分
ピンク色のトヨタ・クラウンが全国で快走している。米国での大規模リコール問題などで「どん底」を味わったトヨタ自動車が、イメチェンを狙ってお堅い高級セダンをド派手に塗ったら、これが意外に活躍中。各地のピンククラウンを追った。
■結婚式「キュンキュンする」
先月8日夜、JR岡山駅からほど近いホテルの玄関にピンククラウンが滑り込んだ。ホテルの明かりを浴びてピンク色のボディーがひときわ輝く。ここで結婚式を挙げたばかりのカップルを、2次会の会場まで運ぶのがこの日の仕事だ。
「2人が夫婦になった特別な日にぴったり。ハッピーな色でキュンキュンします」と、花嫁の岸川美香さん(27)は感激した様子。車好きの新郎、上山龍也さん(27)が、運行する両備グレースタクシー(岡山市)に依頼した。式に参列した友人や親戚らは「テレビで見たことある!」「ピンクでも意外にイケるじゃん」。次々とピンククラウンと一緒に写真におさまった。
同社は昨年12月にハイヤーとして導入。結婚式、出産、七五三などのおめでたい行事での利用を見込む。結婚する妹のために兄が内緒で依頼したり、成人式で母と娘が利用したり、人気は上々だ。槙尾恵・営業本部長は「ピンククラウンは、なかなか出会えない四つ葉のクローバー。気分を高揚させ、幸せな気持ちにする力がある」と言う。
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朝日新聞社会部
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