佐村河内さんが、7日謝罪会見を行いました。会見を見た人からは「謝罪はポーズで誠意を感じない」といった声がある一方で「謝罪しているのだからもういいじゃないか」「そもそもそこまで追求する必要ある?」という意見も出ているようです。
謝罪って難しいですよね。謝るという行為には、メリットもあればデメリットもあります。今回の謝罪会見でいうのなら
・嘘を認めたことによる社会的罰
・佐村河内さんの評価の低下
・賠償の必要がある場合、その責任を負うかも知れないリスク
などがデメリット。
・嘘をつき続けるという心理的負担の軽減
・謝ることによる印象の回復
・今回の件でショックを受けた方々の感情の緩和
というのがメリットになるでしょうか。
しかしながら、人はデメリットに、より強い影響を受けます。「保身」と解釈されてしまうような発言や「釈明」に聞こえるような事情説明をしてしまいがちなので、この辺りをよほど意識して臨まないと誠意があっても伝わりにくいですよね。これまで見た、他の謝罪会見を思い出してみました。
2014年03月11日