世界室内陸上から帰国した桐生=成田空港で(占部哲也撮影)
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陸上男子100メートルで日本歴代2位(10秒01)の記録を持ち、4月から東洋大に入る桐生祥秀(18)が11日、世界室内選手権が行われたポーランド・ソポトから帰国した。
自身3度目の国際大会で初めて準決勝まで進出。「スタートでは、楽に無駄な力をつかわずできた。気持ちの面でも余裕ができてきた」と課題改善への手応えを口にし、「自分の走りで(世界と)勝負できると思った」と話した。
京都・洛南高を卒業したばかり。レース後は街を歩き、「すごく街がきれいだった。プチ卒業旅行です」とスマートフォンで撮影した写真を披露。大学生として迎える今季は「どの大会でもタイトルを狙っていきたい」と抱負を語った。 (占部哲也)
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