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一世一代の大勝負
「ボラのおっちゃんに誘われてバンジージャンプ」ってなに? その「牛に引かれて善光寺まいり」みたいな意味不明のタイトルは。ふざけるんじゃないよ、あたしゃ許しゃしないよ! とご立腹のみなさま、ちょっとまってほしい、いま説明します。
> 個人サイト 新ニホンケミカル TwitterID:tokyo26 ボラのおっちゃんから電話がかかってきたボラのおっちゃん。というのは先日、大洗町にボラが大量発生したというニュースを聞き、見に行った時(こちらの記事)に知り合った茨城県常陸太田市在住のおっちゃんのことです。
左のおっちゃんがボラのおっちゃんです
ボラの取材の時、たまたま現場に居合わせ、あとで記事でも読んでもらえれば……と思って、名刺とデイリーポータルZのサイトカード(URLや簡単な紹介が書いてあるカード)を渡しておいた。
そして、記事が公開されて数日後、突然知らない電話番号から電話がかかってきた。 誰かなと思って出てみると「どうも、先日ボラのところでお会いした後藤(ボラのおっちゃん)です!」と、やたら元気な声。わざわざ「ボラの記事を読みましたよ!」と感想の電話をくれたのだ。 バンジージャンプの取材に来てください――わざわざお電話ありがとうございます!
「ボラの記事おもしろかったです。ところで、家の近くに竜神大吊橋っていう橋があるんですけど、そこでバンジージャンプが始まるんですね、これぜひ取材に来てくださいよ」 ――へー、バンジージャンプですか? 「そう、新しくできるんです。ぜひよろしくお願いします」 ――そうですかー、では機会があればぜひ伺いますので、その時はよろしくお願いいたします。 「はい、よろしくお願いします」 取材しに行ったで、機会があったので、ほんとに行った。
ほんとに来ちゃった
社交辞令を社交辞令で済まさない「行けたら行くわ」でほんとに行く男。それが私です。
茨城県常陸太田市にある竜神大吊橋のバンジージャンプは3月1日から新しく営業を開始したのだが、その前日2月28日にマスコミ向けのオープンセレモニーが行われ、そこに取材という形で赴いた。 ちなみに竜神大吊橋はこんな感じ
竜神大吊橋は竜神ダムのダム湖に渡された人道橋の吊り橋で、長さが375メートルあり、人道吊り橋としては「本州一」である。
「日本一」ではなく「本州一」なのは、ちょっと前に九州のどこかの吊り橋に抜かれてしまったので、仕方なく本州一を名乗っている。 日本一物件の悲しい現実である。 その日本一の名誉を挽回すべく、かどうかは知らないけれど、今回竜神大吊橋でのバンジージャンプが始まれば、湖面から高さ100メートルの橋の上からのジャンプは日本一になるのだそうだ。 堂々と日本一を名乗れるぞ!
バンジージャンプ一度は体験しておきたいぼくは「芸者遊び」とか「献血」みたいに「機会があれば一度は体験しておかないとな」と思っているものがいくつかあってその中に「バンジージャンプ」があった。
だって、バンジージャンプつっても落ちてビヨ〜ンってなるだけでしょう? ぼくべつに高いところそんなに怖くないし……機会があればぜひやってみたいよね。 ぐらいの気持ちでいた。 今回、マスコミ向けに各メディアから1名だけ無料でバンジージャンプができる体験バンジージャンプがあると聞いて、こんないい機会はないと喜び勇んで取材を申し込んだ。 それもこれも、ボラのおっちゃんの情報提供あってこその取材である、大変にありがたい。 ボラのおっちゃん、情報提供ありがとう!
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