被災者をダマして商売をしたのは、偽ベートーベンだけじゃなかった!! 東日本大震災から11日で3年がたった。地震の揺れによる被害で亡くなった人はもちろん、仮設住宅で暮らし病気にかかり死亡したり自殺する人も少なくない。身寄りもなく、孤独死した被災者をめぐっては、遺品を狙ってくるハイエナのような業者の存在が問題になっている。遺族がおらず誰からも文句を言われないから、とタカをくくって高価な遺品を買い叩いているというのだ。
3年の月日が経過し、震災の記憶も徐々に風化しつつあるが、被災地では見過ごすことのできない問題が起きている。
一般社団法人「遺品整理士認定協会」の副理事長を務める小根英人氏は「仮設住宅で自殺したり、孤独死する人が増えているのはすでに社会問題として知られているが、その故人の遺品を不当に買い取ろうとする悪質な業者の存在はあまり知られていない」と話す。
孤独死というだけに、仮設住宅で亡くなった人は、身寄りのないことが多い。代わって自治体が遺品整理を業者に依頼することになる。だが「遺品の中には貴金属や家電製品など値段のつくものがある。しかし『死んだ人の物だから、安くしか買い取れないよ』と言って二束三文の値をつける業者が多い」(小根氏)。自治体の担当者も被災者がほとんど。業者のヤリ口には心を痛めている。
もちろん業者から受け取った代金は自治体が地域のため、必死に生きている被災者のために使うことになる。それなら、亡くなった人たちも異存はないだろう。
それなのに「身内がいないから、買い叩いても誰からも文句を言われないだろう」と考えるとは、悪質にもほどがある。
貴金属なら安くても金(きん)の売値相場の約7割で買い取るが、それを5割以下で買い取る業者もいる。また、数点の遺品を「まとめていくら」などと言って買い取る者もいるそうだが実はこれはアウト。
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