スタート時間となり、SEと共にステージに登場したバンドメンバーたち。少し遅れて現れた宇宙まおは、元気に飛び跳ねながら集まった人々を煽る。そして、始まった1曲目は“ロックの神様”。エモーショナルに躍動するバンドサウンドに、エレキギターでビートをさらに加え、歌声を伸びやかに響かせる彼女の姿が眩しい。お客さんたちはウキウキした気持ちを露わにしながら踊りだした。
2曲目“穴だらけ”の演奏が終わり、最初のMCタイム。「こんにちは! 楽しんでますか? わたしはROCK IN JAPAN、2回目の出演です。去年の30倍くらいの人がいますね。今日は、最後までみなさんと楽しい時間を過ごしたいと思います」と、明るい表情でハキハキと語るのが気持ちいい。そんなところに1台の自転車が運びこまれた。これは一体? 「こんなものが来ました。これはマイクスタンドです。かわいいでしょ? 父と溶接して作ったものです。お父さんありがとう!」。そしてスタートしたのは“自転車”。マイクがセットされた自転車にまたがり、時々ギコギコ漕いだり(スタンドで固定されているので、走ったりはしない)、ベルを鳴らしながら歌ってくれた。
続いて、「悲しくて、“この気持ちをどうしよう?”と思った時に聴いてもらいたい曲です」という言葉を添えて“哀しみの帆”。アコースティックギターを弾きながら、甘酸っぱい歌声を響かせる。そして、ラストを飾ったのは“あの子がすき”。曲の終盤で持っていたエレキギターを外し、ハンドマイク体勢となった彼女は、「ここからはみなさんも歌ってください。歌えますか? まだまだいけるか? 大好きな人のことを思い浮かべてください!」と呼びかけ、《あの子がすき》と一緒に歌うことを皆に求める。徐々に歌声の輪が広がり、WING TENT全体が清々しい昂揚感で染め上げられた。
全曲の演奏が終わり、「この後も楽しんで!」と、笑顔で手を振りながらステージを後にした彼女に向って、温かい拍手が届けられる。宇宙まおの魅力がたくさんの人々に広がりつつあるのを感じたライヴであった。(田中大)
この3日間の模様を凝縮した「ROCKIN'ON JAPAN増刊号 ROCK IN JAPAN FESTIVAL 2013」は9月上旬発売予定です! 全ライヴ・アクトのセットリストは、そちらに掲載されます。
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