大久保瑠美のインタビューもお届け!DVD「声優ゆめ日記~大久保瑠美~」発売イベントレポート 2014年3月11日 19:00
声優さんが普段やりたいと思っていることを実現させる、『あなたの夢を叶えます』をテーマにしたDVD「声優ゆめ日記」。その第4弾「声優ゆめ日記~大久保瑠美~」の発売記念トークショーが、2月23日(日)に東京セミナー学院にて行われた。その模様とイベント後のインタビューをお届けする。
拍手に迎えられた大久保さんは「ひとり喋りなので、かなり緊張しています」と笑顔で挨拶。横で流れている映像に気づいて「見るな!見るな!」と大騒ぎするなど、和やかな雰囲気でトークショーがスタートした。
最初にこの企画の話がきて「(やりたいことは)何でもいいよ」と言われた時は、「ドバイに行って賭け事をしても?」と思ったそうだ。アニメなどの作品以外で実写映像を撮られる経験はなかったので、大丈夫かなと思いつつも嬉しかったと振り返った。
大久保さんは神社に就職しようと思ったぐらい和服が好きとのことで、和服を着たいとリクエストしたという。しかし、実際に和服(着物)を着て人力車に乗っていると、周囲の人からかなり見られて恥ずかしかったようだ。また、茶道のシーンではふすまを壊してしまったのが衝撃的だったと話す。大久保さん曰く「私、クラッシャーなので」とのこと。
続いて、参加者が入場時に書いたアンケートに答えていく。「水族館が良かった」「格闘家のようなポーズが面白かった」などの感想に喜ぶ大久保さん。DVD発売後、祖母からも「買ったよ!一緒に遊びに行ったみたいで楽しかった」というメールが来たそうで、身内でもそう思うぐらい楽しい内容になっていると太鼓判を押していた。
さらに、「声優ゆめ日記」第3弾に登場した三上枝織さんからは、発売日に「天使がおる」とメールが来たことを明かす。対抗して「うちにもいるよ。ドライブに誘ってくれるし、ダイビングもしてくれるんだ」と返信したら、「やめろー!」と言われたそうだ。ちなみに、大久保さんは今回触れ合ったイルカよりも実はシャチが好きなのだが、シャチはすでに三上さんがやっていたのでイルカになったという裏話も。
次があるとしたら挑戦して欲しいこととしては、「舞妓」「山登り」「体感ゲーム」などが挙がり、大久保さんもスタッフも乗り気。大久保さんはコスプレもやってみたいそうで、好きなアニメやキャラクターについて熱く語る大久保さんは、ひとりでのイベントなので好きなことを語れるのが嬉しくて仕方ないといった様子。特に主人公が熱血な王道アニメが好きとのことで、オススメ作品があれば教えて欲しいと話していた。
他にも、台本はなくすべてアドリブでの反応だったことや、男性スタッフの方がマフィンを上手に作ったことなど、撮影秘話を明かしつつ時間の許す限り、集まった人たちと楽しい時間を過ごした。
■イベント終了後インタビュー
――イベントの感想をお願いします。
大久保:私はあまりひとりでイベントをすることがないので緊張していたのですが、皆さんがDVDを見て会いに来てくれたと思うと嬉しかったです。他のイベントでは、自分の好きなものの話をそんなに出来るわけではないので、今回は私の新しい一面を知ってもらえたんじゃないかなと思います。
――楽しんでいたのがすごく伝わってきましたが、好きなことは喋りたいタイプですか?
大久保:好きなことはガンガン喋るタイプです。その作品を知っている人が相手だったら、どこまででも喋ると思います(笑)。
――それではDVDの話をお聞きます。大久保さんがやりたいことを様々やっていますが、特に印象的だったのはどれでしょうか?
大久保:着物を着て人力車に乗った“鎌倉散策”が一番印象に残っています。鮮やかな着物を着させてもらうこともそうですし、人力車に乗っていろいろな場所に行ったり、周りの人から「お姫さんみたいね」と声をかけてもらったり、すごく楽しかったです。神社やお寺も好きなので、本当に好きなことが溢れている瞬間でした。
――これまで鎌倉に行った経験はありましたか?
大久保:初めて行きました。最初は京都散策をしてみたかったのですが、スタッフに提案されて「そうか!関東には鎌倉があるんだ。行ってみたい!」と思いました。実際に行ってみたら楽しかったです。
スタッフ:京都は次の機会に(笑)。
――逆に、実際にやってみたら印象が違っていたことや、いい意味で予想を裏切られたものはありましたか?
大久保:茶道ですね。もっと簡単にお茶をたてられるのかなと思っていたんですが、順序やひしゃくの持ち方など、細かいことまで気を使うことに驚きました。でも、それがまた面白かったですね。
――大久保さんはもともと和風なものが好きなのでしょうか?
大久保:好きです。食べ物も和食が好きですし、建物も服も和風が好きですね。出来れば和服で暮らす家に住みたいと思っていました。
――さすがに普段は着物を着ていないですよね?
大久保:着ないです(笑)。ただ、一度来たらその日はずっと着ています。成人式の振り袖も一日中ずっと着ていました。
――ご自身で可愛いなと思ったシーンをひとつ挙げるとすればどれでしょうか?
大久保:鎌倉でお団子を食べているシーンです。物を人前で食べることはあまりないので、面白い顔をしているなと思います(笑)。
――今回のDVDは発売日がバレンタインデー当日ということで、マフィン作りにも挑戦していますが、ご自身の料理の腕前についてはいかがですか?
大久保:普段、お菓子作りをすることはないので、分量がわからなかったです(苦笑)。お菓子自体は好きだし、料理も嫌いじゃないから作ることは楽しかったんですけど、やっぱりお菓子は可愛くあるべきだと思うんですよ。可愛いマフィンを作りたかったのに……いびつなマフィンになっちゃって。型から抜けなかったりもして、「これはこれで面白いな」と思いましたけど(笑)。
――バレンタインの思い出を教えて下さい。
大久保:お父さんに毎年あげているんですが、一度だけ忘れたことがあったんです。お父さんがすごく寂しそうに寝ていたので、「この年になったら面と向かって渡すのが恥ずかしかったので、ごめんね」という手紙と一緒にチョコを枕元に置くという、隠蔽工作をしました(笑)。翌朝すごく喜んでくれて、罪悪感で潰れそうになったのを覚えています。次の年からは普通に手渡ししていますけどね(笑)。
――次回この企画をやるとしたら、やってみたいことはありますか?
大久保:グルメ旅行をやりたいです。他には、海外に行ったり、絶景を見に行ったり、実写で映画にも出てみたいです。イベント中に話が出た、体感ゲームもいいですね。
――グルメ旅行をするとしたら、やっぱり和食旅行でしょうか?
大久保:和食もいいですけど、普段は和食以外をほとんど食べないので、各国の美味しい料理を食べてみたいです。
スタッフ:アリとか食べますか?(笑)
大久保:嫌です!
スタッフ:アリ美味しいらしいですよ?
大久保:勧めないでください(笑)。その国の代表的な料理って意外と知らないことが多くて。例えば、エジプト料理は何がメインなんだろう?とか気になります。でも、あまり量を食べられないので、食レポをやるとしたら一口食べたら次のお店に行かないとダメだと思いますけどね(笑)。
――水族館などデートをしていると感じられるシーンもありますが、実際にデートで行ってみたいところはありますか?
大久保:プラネタリウムや映画です。ひとつのものを一緒に鑑賞して、感想を語り合うのがいいなと思います。
――最後に、メッセージをお願いします。
大久保:今回のDVDでは、私がたくさん和服を着て、楽しいことをいっぱいしています。撮影はすごく楽しかったですし、普段見せないような一面もありますので、興味のある方はぜひ手に取っていただきたいなと思います。私と一緒に鎌倉を散策したり、チョコレートを作ったり、楽しいことをしませんか?よろしくお願いします。
(取材・文:千葉研一)
■DVD「声優ゆめ日記~大久保瑠美~」
【発売日】2014年2月14日(金)好評発売中!
【価格】5,238円(税抜)
【発売元】学研パブリッシング
【収録内容】
<情緒あふれる街に憧れて>
和服を着たるみるみと一緒に鎌倉の街やお寺を人力車で巡る。
<ふくらむ気持ち伝えたい>
バレンタイン企画。るみるみがあなたのためにマフィンを作っちゃいます。
など
【映像特典】
メイキングと撮影の感想をるみるみの直筆イラストとともに紹介するイラストインタビューコーナーを収録!