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エア・ドゥ 機長の体調不良で欠航
3月11日 22時51分

札幌の航空会社「エア・ドゥ」は、機長がかぜなどで相次いで体調を崩したことから、一部の旅客機の運航ができなくなり、11日までの6日間で13便が欠航し、1500人以上の乗客に影響が出ています。

エア・ドゥによりますと、今月6日以降、一部の便で運航ができない状態が続いています。
旅客機の操縦は航空機の種類ごとに免許が必要で、エア・ドゥによりますと、ボーイング737型機を操縦できる機長の4人が、かぜなどで相次いで体調を崩し、代わりの人員や航空機を確保できなかったということです。
このため、11日までに新千歳空港と羽田空港などを結ぶ13便が欠航し、合わせて1500人以上の乗客に影響が出ました。
エア・ドゥの便に乗る予定の63歳の女性は「代わりの乗員で運航できないのは、人員が足りないのではないか。乗客としては欠航が出るのは困る」と話していました。
エア・ドゥは「ご迷惑をおかけして申し訳ありません」としたうえで、12日以降も欠航する便が出るおそれがあるとして、ホームページなどで最新の運航状況を確認してほしいとしています。
機長の体調不良で欠航が相次ぐのは珍しいということで、国土交通省は「体調管理には十分配慮してほしい。現時点で航空会社を指導する考えはないが、今後の影響を注意して見守りたい」と話しています。

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