●最近の邦訳アメリカン・コミックス。
2013.11.28 Thu
▼最近の小芝居:
あれえ、いつの間にかAmazon.co.jpで『デッドプール/パニシャー・キルズ・マーベル・ユニバース』が予約できるようになっているなぁ(棒読み)。
デッドプールさんは大人気だから、一刻もはやく予約しなきゃ。
おや、こんなところに商品への直接リンクがあるぞ。これはいい、さっそく予約しに行くとしよう(棒読み)。
その、日本においては「メタ」なキャラクターであることが、押し出されているデッドプールさんですが、本単行本収録の『デッドプール・キルズ・ザ・マーベルユニバース』は、そういう「メタ」な部分がメインな内容となっていますので、そのようなデッドプールさんを求めるファンにはオススメな1冊かと思います。
あと、同様に、日本でパニシャーさんの話題になるときに、俎上にあげられがちな『パニシャー・キルズ・ザ・マーベルユニバース』も、ついに現物を日本語で読めるときが来ましたので、正に無敵の1冊といえるでしょう。
あとは対象としているであろう若い読者層が、「2,625円」という価格に対して、いかなるリアクションをするか、というのが気がかりではあるのですが、まあ、オイラが心配してもどうにもならないですね(投げた)。
今気づいたのだけれど、邦訳タイトルは『~キルズ・マーベル・ユニバース』で、定冠詞がないのですね。
……他に何かいいたいことはありますか、本単行本の翻訳と解説を担当した小池なんとかさん。
「すみません、わたくしうっかりしておりまして、デッドプールのセリフを訳すにあたり、“オレちゃん”という1人称を1度も使いませんでした」
ははは、うっかりさんですね。
「ええ、うっかりです」
2度いうと嘘くさいです。
「正直なところ、“セリフを考えるのはライターの仕事であり、翻訳側で安易にアイデアを上乗せしてしまうと、ライターの仕事を台無しにしてしまいかねない”と考えまして、原文以上にハシャいだセリフ回しにしないよう心がけてみました。“オレちゃん”という1人称を採用しなかったのもその一環ですね」
なるほど、そうでしたか(適当な相槌)。
「その代わり、“オレさん”という新たな1人称を編み出してみましたがどうでしょう」
すごく……駄目だと思います。
「ともあれ、デッドプールの主役作品と、ガース・エニスの作品の邦訳に携われたことを名誉に思います」
ありがとうございました(<なんか普通のインタビュー原稿のシメみたいになってるぞ)。
以上、そんな感じで。
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あと、同様に、日本でパニシャーさんの話題になるときに、俎上にあげられがちな『パニシャー・キルズ・ザ・マーベルユニバース』も、ついに現物を日本語で読めるときが来ましたので、正に無敵の1冊といえるでしょう。
あとは対象としているであろう若い読者層が、「2,625円」という価格に対して、いかなるリアクションをするか、というのが気がかりではあるのですが、まあ、オイラが心配してもどうにもならないですね(投げた)。
今気づいたのだけれど、邦訳タイトルは『~キルズ・マーベル・ユニバース』で、定冠詞がないのですね。
……他に何かいいたいことはありますか、本単行本の翻訳と解説を担当した小池なんとかさん。
「すみません、わたくしうっかりしておりまして、デッドプールのセリフを訳すにあたり、“オレちゃん”という1人称を1度も使いませんでした」
ははは、うっかりさんですね。
「ええ、うっかりです」
2度いうと嘘くさいです。
「正直なところ、“セリフを考えるのはライターの仕事であり、翻訳側で安易にアイデアを上乗せしてしまうと、ライターの仕事を台無しにしてしまいかねない”と考えまして、原文以上にハシャいだセリフ回しにしないよう心がけてみました。“オレちゃん”という1人称を採用しなかったのもその一環ですね」
なるほど、そうでしたか(適当な相槌)。
「その代わり、“オレさん”という新たな1人称を編み出してみましたがどうでしょう」
すごく……駄目だと思います。
「ともあれ、デッドプールの主役作品と、ガース・エニスの作品の邦訳に携われたことを名誉に思います」
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以上、そんな感じで。
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