ユニバーサル・スタジオ・ジャパン(USJ、大阪市此花区)が今月から、1年間に何度でも入園できる「年間パス」の実質価格を2割、引き上げた。入園者を増やそうと、10年ほど断続的に実施してきた値下げキャンペーンをやめたため。この夏にも大ヒット映画「ハリー・ポッター」の新エリアが開業する予定で、混雑防止も目的の一つとみられる。

 8日から適用された年間パスの新価格は1万9250円(税込み、12歳以上、繁忙期は使えない通常版)。直前までの価格(2万7千円)に比べれば約8千円の「値下げ」だが、昨年3月~今年1月のキャンペーン中(1万5800円)と比べると3450円の値上げになる。4月以降はさらに、消費税のアップ分が上乗せされる。

 キャンペーンは数カ月以上展開されてきたため、期間中を狙って年間パスを買う人が大半。約10カ月にわたった今年度は、約75万人のほとんどが期間中に買っており、キャンペーン価格が実質的な「定価」になっていた。