2014年3月10日03時00分
東京電力福島第一原発の事故から3年になるのを前に、「さよなら原発まつり」が9日、甲府市内で開かれた。「原発いらない」などと書かれた旗を手に、約400人が甲府駅北口から東京電力山梨支店までデモ行進。東京電力の担当者に原発廃止などを訴えるアピール書を手渡した。
息子2人と参加した団体職員の女性(38)は「福島での事故が収まらないうちに再稼働の準備を進めていることが不安。子どもの世代のために今できることをしようと思い参加した」と話した。実行委員会代表の椎名慎太郎・山梨学院大名誉教授(73)は「市民の間に反原発の思いは根強い。安倍政権が進める原発の再稼働を許してはいけない」と言う。
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