北九州のニュース
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原発再稼動反対を訴え
東京電力福島第一原子力発電所の事故からまもなく3年になるのを前に原発に反対する集会が北九州市で開かれました。
集会は、原発に反対する活動を続けている団体が開き、北九州市小倉北区の会場には、団体の発表では、およそ2500人が参加しました。
はじめに集会を開いた団体の代表が、「原発事故が起きればその地域の人たちの暮らしを壊してしまう。再稼働に向けた審査が進んでいるが、基準をクリアしても事故を起こさないということにはならず、再稼働を許してはいけない」と呼びかけました。
続いて、福島県いわき市から北九州市に避難してきている中学1年生の塚本凉干さんが「大変な原発事故を経験したことを忘れてまた原発を動かそうとしている。震災当時も怖かったが、すべてなかったことのようになっている今の方が怖いと感じる」と訴えました。
このあと、参加者たちは、小倉駅の周辺でデモ行進を行い、「再稼働反対」とか「原発がなくても電気は足りている」などと抗議の声をあげました。
03月09日 19時00分