2014/03/10|ライフハック
企画アイデアがなかなか思い浮かばない人のためのアイデア発想法の基本7つ
新規事業プレゼンや、新企画のコンペ・提案などで、企画書を作らなければいけなくなることはよくあります。
しかし、企画書を作るといっても、そもそも提案できる企画アイデアがなければ始まりません。
アイデアが出ないばかりに、企画書の作成がなかなか進まない人も多いのではないでしょうか。
ここでは、企画書を作るためのはじめの一歩となるアイデアの出し方のポイントをご紹介します。
知識と情報を集める
そもそも、アイデアとは情報と知識の蓄積があってはじめてひらめくものです。
例えば、新しい教育を変えるWebサービスを提案するとします。
もともと、教育業界についても、Web業界についても、深い知識と情報を持っていれば問題ないですが、教育業界のことしかわからない人に、ITを使った実現可能な今までにないサービスを思いつくでしょうか?
また、ITの知識や情報は持っていけど、教育業界について一切知らない人に、今の教育業界を変えるサービスが思いつくでしょうか?
言い換えると、企画のテーマに関するありとあらゆる知識と情報がなければ、いくら頭をひねっても面白いアイデアは出てきません。
まずは、テーマに関してある程度知っている部分については、より深く知識を深めましょう。
あまり知らない部分については、憶測で進めるのではなく、確信をもって人に話せるようになるレベルまで、知識や情報を蓄積しましょう。
そうすることによって、必要な情報をすぐに脳から引き出すことができるようになります。
街に出て身体を動かす
デスクの上で、ひたすら考え続けても良いアイデアは出ません。
また、ある程度アイデアは思いついたものの、何か物足りないと感じることもあるでしょう。
そんな時は、街に出て身体を動かしましょう。
デスクから離れて身体を動かすことで、血液の循環がよくなり、また脳に酸素が行き渡ることで、脳が活性化されます。
そして街に出る理由として、アイデアの引き出しを増やし発想の幅を広げるということができるからです。
街には、たくさんのモノやサービス、人があふれています。
街にでて、ただ闇雲に歩くのではなく、歩いている人の行動や様子、流れている映像や掲げられている看板、当たり前のように使われているサービスやモノなどをじっくりと観察してみましょう。
そうやって、普段と少し違った視点で街を眺めることで、今まで気づかなかったことに気づいたり、思いもしなかったアイデアが浮かんできます。
ツールやフレームワークを使う
もしひとりでアイデアを出さなければならない時は、ツールやフレームワークに頼るのもよいでしょう。
ツールを使用することによって、いわゆる擬似ブレストのようなことが行えたりします。
普段、アイデアがなかなかひらめかない人でも、ツールを使えば面白いことが思いつくかもしれません。
代表的なものとして「マインドマップ」があります。
テーマとなるキーワードを図の中央に置き、そこから関連する言葉やイメージをどんどん広げていきマップ化することで、思考を柔軟にし発想を延ばしていくことが可能です。
マップ化することで全体を見渡せて、不足してる要素を発見できたり、漏れなども少なくすることができるメリットもあります。
他にも、アイデア発想のためのツールや発想方法については下記の記事で紹介していますので、是非参考にしてみてください。
アイデアを大量生産!誰でも企画屋になれる7つのwebツール・発想法
ブレインストーミング
ひとりで考えていてもなかなか良いアイデアは思いつかないものです。
そういう時は、複数人で話しながらアイデアを出す「ブレインストーミング(ブレスト)」がおすすめです。
ブレストとは、アレックス・F・オズボーンによって考案された複数人でディスカッションをしながら行う発想方法のひとつで、個人の先入観や固定観念にとらわれず、自由な発想でアイデアを出しあうことで、より良いアイデアや気付きを得る方法です。
ブレストを効果的に行うためには、下記のポイントやルールを守りましょう。
・事前にテーマが共有され、それについてある程度考察されていること
・他人のアイデアを批判しないこと
・とにかく自由にたくさんのアイデアを出すこと
・他人のアイデアを発展させていくようにすること
顧客の「困った」を解決する
企画を組み立てる最初のステップとして「現状分析」を行う必要があります。現状の問題点はなにかということを分析&収集することです。
問題点というのは、身近に多く転がっています。
例えば、友人やお客さん、家族など身近な人の言葉や様子に耳を傾けてみましょう。
「◯◯があればなあ・・・・」
「なんで◯◯はできないんだろう」
「◯◯がこうなら便利なのになあ」
といったことを言っていませんか?
「問題点は何か」を考えるより、周りの人が「何に困っているのか」について考えるほうが、より核心をついた問題を見つけることができます。
そうして見つけた問題点を具体的に深堀りし、分析することで、よりよいアイデアにつながります。
成功事例を参考にする
頭の中で考えているアイデアは、一見良さそうにみえても、実は机上の空論である可能性があります。そうならないためにも、実際にビジネスで成功してる方法をヒントに、アイデアを練りましょう。
奇抜そうに見えるアイデアでも、成功している事例は意外にたくさんあります。
成功するにはそれなりの理由があるわけなので、「なぜ成功しているのか」を分析していくことで、
新しいアイデアや企画が思いつくかもしれません。
成功事例は、ネットで調べるといくつでも出てきますが、下記のような企画書やスライドを見ることは非常に参考になるでしょう。
ネットで見れる!国内有名Webサービスの「ナマ企画書」まとめ | Find Job ! Startup
ネットで見れる!国内有名Webサービスの「ナマ企画書」まとめ【第2弾】 | Find Job ! Startup
また、creiveが運営しているbikkuriというサイトでも、役立つ企画書をたくさん紹介していますので、よろしければ参考にしてみてください。
役に立つ企画書・スライドが集まったサイト|bikkuri
ポジティブに考える
アイデアには、それなりの「創造力」が求められます。
自分にはできない、苦手だと諦めてしまった時点で、良いアイデアは生まれなくなります。
そうならないためにも、「自分ならできる!」という前向きで強い意志をもって取り組みましょう。
不思議なことに、心や感情がポジティブになると、良いアイデアや良い企画がふっと思いつくものです。
いかがでしたか?
ここで紹介したことは、どれも基本的なことです。
しかし、改めて基本を見直すことで、気づくことも多いでしょう。
是非、アイデアで行き詰まっている人は、基本を思い出して実行してみてはいかがでしょうか。
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