2014-03-10

学校で教えて欲しかった恋愛


女「… だったのよー。もうクタクタ〜」

男「で?」女「『で』?」

男「つまり、何が言いたいんだ?(要領が悪い奴だな)」

女「...はぁ... (こいつ、ホント駄目…)」

男性は『理解』を、女性は『共感』を大切にする。

幼い頃は気にも留めていなかったが、男女は違う生き物だ。だからコミュニケーションを取るときに、その違いがわかっていないと、いくら頑張ってもひたすらに空回りすることになる。

1日8時間シュートの練習はできる。でもやり方がまちがっていたら、まちがったシュートがうまくなるだけだ。

                                          ―― マイケル・ジョーダン

地雷があり、回避するテクニックがあり、そして、おたがいの関係を、適切に推し進めるためのスキルがある。

女性相談に、アドバイスしてはいけない。

女性は強い生き物だ。だがときに自信を失うこともある。

必要なのは、信じてあげること、それを示すこと。そして彼女自身の「問題を解決する能力」を引き出してあげることだ。

女性愚痴を、聞いてはいけない。

女性自分が遭遇した理不尽な状況を「アウトプット」することで、スッキリする。

それは彼女たちには必要行為だ。

だがあなたがそこに立ち会うことを続けてしまうと、彼女あなたを見た時に、それらの嫌な記憶連想するようになってしまう。

まり女性たちの悩みに近づけば近づくほど、男性たるあなたは、避けられるようになる(そして、そこに都合よく現れた別の男が横からかっさらっていく)。

聞き続けることは、"人間便器"になるリスクを伴う。

(それでも、彼女たちのためにそれを続けるというのなら、私は止めない。私はあなた意思尊敬する)

男女共に、パートナーのことを『アクセサリー』だと考える人々が一定数いる。

街を一緒に歩いていて、恥ずかしくない男、女友達に自慢できる男が、モテる

イケメンだけでなく、クラスで一目置かれている人、委員長、一本スジの通った男、軸がぶれてない奴、趣味嗜好に没頭するもの(ただし「俺はこれが好きだ!」と誰にでも大真面目に言い張れる奴に限る)、道を踏み外していないオシャレ男子... などなど。

男女共に、『パートナーが欲しい』のではなく、『パートナーがいる自分が欲しい』という人々が一定数いる。

たいてい空回りしている。

自分のことに目を向けられない人間が、他人のことをまっすぐ見れるわけがないからだ。

そのようなタイプは、自分をしっかり持っている人(=魅力的な人)からは、”うわっつらだけの、薄っぺらい人”にみえる。

(このタイプ人間かを簡単にテストする方法がある。「Q.貴方貴方のことが好き?」という質問を投げかけたときに、返答に0.5秒以上かかる人がこれに該当する。)

この種の人々にとって、恋愛は何より重い――死活問題で、そしてその道は困難を極める。

運良く誰かと彼氏彼女関係になっても、相手に依存するようになってしまう。

まずは自分に向き合うべきだ。そして余裕ができたら、恋愛を始めよう。

男性は『頼られる』ことで、女性は『世話を焼く』ことで、自信を得る。

男女の社会的役割が問い直されている現代だが、しかし太古の昔から遺伝子に刷り込まれた性差、はやはりある

コミュニティー人間に『頼られた』男が、社会的強者になる。だからこそ、”きちんと甘えられる”女性モテる

(だが、このような女性は、なぜか同じ女性から嫌われる。彼女たちは「ぶりっ子」と呼ばれている。)

一方女達は、コミュニティー人間の『世話を焼く』。

彼女たちは生態として、『世話を焼く』のであって、あなた自身に特別好意を持っている、とは限らない。

(ここに気づかなかった為に、大量の勘違い男子は生まれた。)

女性を『からかう』ことは時に飛躍的に仲を向上させる。

男「へえ!私服もいいじゃん。似合ってんじゃん」

女「えへへ~。いいでしょ~」

男「バッグがいいね。カッコイイし、服に合ってる。センスいい」

女「ありがと~」

男「上げ底の靴も、さり気なく背を高く見せている」

女「な/// べつにいいでしょwファッションだし!」

男「似合ってるってw でも何というか、『自分のこと美人だ』って思ってそうw」

女「なによー!違うっていうのーw」

男「別に美人じゃないとは言ってないじゃんw 自覚あんのw?」

女 (ぐぬぬ)

男「ボーっとしてないで、早く行こうぜ」

ホテルデートに誘うときに、男に付いていく「言い訳」を与える、というテクニックがある。

"からかい"のスキルはその源流にあたる。

表情や仕草で、あなたのことを良く思っている、というポーズを示しつつ、

しゃべる内容で、相手にストレスを与える。恥ずかしい気分にさせる。

悪気があるわけではないのだ、という思い、場の雰囲気シールになって、その気分を彼女自身の中に閉じ込めて、膨らませる。

これが長い間知らなかった(そして多くの人が知らないだろうと思われる)、飛躍的に仲を推し進める技術の骨子だ。

このスキルを使えない人は、相手との関係構築に時間をかける必要がある。

また、このスキル無自覚に濫用する人は、いわゆる”女ったらし”になる。

なおこれを用いる際は、シールに気を配ること。単なる人格批判や攻撃のようになっては逆効果だ。


こういった知識を学校で教えて欲しかった。青春を返してほしい。

卒業してずいぶん経った今でも、周りを見渡すとわかってない人々が「理不尽だ…」と嘆いている。「ただしイケメンに限る!」と慰めてみても、本質から目を逸らすことはできない。

とても可哀相に思う。

↓こうしてくれ。

金   土

国語 算数

算数 理科

理科 道徳

社会 コミュニケーション基礎論 ←New!!

道徳

トラックバック - http://anond.hatelabo.jp/20140310070222