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新リーグJ3開幕 集客に不安も
3月9日 20時43分

サッカーJリーグの新リーグ「J3」が開幕し、開幕戦の6試合には合わせておよそ1万8000人の観客が訪れましたが、一部の試合は1500人を下回り、今後の集客に不安を残すスタートとなりました。

J3はJ2の下部リーグとして設立された新リーグで、全国にJリーグのすそ野を広げるとともに、J1とJ2で出場機会が少ない若手選手の強化も目的としています。
1年目の今シーズンは、22歳以下のJリーグ選抜を含めた12チームで争われ、9日、各地で開幕戦の6試合が行われました。
このうち観客数が最も多かったのは、都内で行われた町田ゼルビア対藤枝MYFCとの試合で、およそ4500人が訪れました。
また同じく都内で行われた長野パルセイロ対福島ユナイテッドの試合にも、およそ4300人が訪れ、6試合の観客数は合わせておよそ1万8000人に上りました。
一方、横浜市内で行われたYSCC横浜対ブラウブリッツ秋田の試合は、観客数が1500人を下回りました。
J3は上位2チームがJ2昇格の対象となりますが、その際にはホームゲームの観客動員数が平均3000人以上となることも参加条件の一つです。
クラブが安定経営を続けていくためにも、J3の認知度をさらに高めてリーグをもり立て、集客につなげていくことが求められます。

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