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【大相撲】

逆転鶴竜!遠藤流血!

2014年3月10日 紙面から

◇春場所<初日>

 横綱昇進を目指す大関鶴竜(28)=井筒=は注目の遠藤(23)=追手風=に攻め込まれながらはたき込みで逆転し、白星発進した。2連覇を狙う横綱白鵬は小結松鳳山を難なく押し出し。全休明けの横綱日馬富士は小結豊ノ島に首投げで辛勝した。かど番の大関稀勢の里は隠岐の海を上手投げで退け、大関琴奨菊は玉鷲を寄り切った。横綱、大関陣がそろって初日白星は3場所ぶり。豪栄道、琴欧洲、栃煌山の3関脇も白星スタート。

 綱とり場所初日に迎え撃つのは遠藤。人気者の登場に館内は大歓声に包まれたが、鶴竜は「歓声が沸いたのは聞こえました。そこで自分を抑えられた。冷静じゃない状況になりかけたけど、そこで落ち着けた」。遠藤の攻めを土俵際でかわして冷や汗をかいたが、冷静さを失わなかったことが白星に結びついた。

 内容はよくなかったが負けないことが大事になる今場所。「逆に、ああいう相撲でも勝っていけば」とプラスに受け止めている。

 場所前にDVDを借りて映画「ローン・レンジャー」を見たという。仮面をつけた主人公が白馬にまたがり悪に立ち向かうヒーローもの。場所に向け気持ちを高めた。

 思い出すのは子どものころだ。モンゴル国立工業大学の学部長を務める父・マンガラジャラブさんから「いろんな歴史の話を聞かされました」と振り返る。その中でも好きだったのが「ナポレオンとロシアのアレキサンダー大王だった」。強い男たちへの憧れは今も抱き続けている。

 横審から課せられた横綱昇進の最低ノルマは13勝以上での優勝。簡単ではないが「まず1勝、というのが最初の目標になるし、次の1勝に集中してやるだけです」。一歩一歩、世界地図を塗りかえていくように、白星を重ねていくだけだ。 (岸本隆)

 

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