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【グラニュース】


本多、ノーモア・ガス欠

2014年3月10日 紙面から

 名古屋グランパスのDF本多勇喜(23)が9日、“ノーモア・ガス欠”を宣言した。8日の大宮戦では試合終盤に左ふくらはぎをつって退場。最後に猛攻を浴びる一因をつくってしまった。開幕の清水戦(1日)でも後半に運動量が落ちており、90分間走りきる力をつけると語った。控え組は奈良クラブ(関西リーグ1部)と練習試合を行い、3−0で勝った。

 大宮戦での今季初勝利を受け和やかムードに包まれたクラブハウスで、本多がやや浮かない表情を浮かべていた。「みんなに笑われましたよ。もう二度とあんなことはしません」。左足をつって痛がるシーンをチームメートから相当いじられたようだ。

 後半に失速した開幕・清水戦に続いての“ガス欠”だ。「全然足をつるようなキャラクターじゃないですけどね。練習試合とJリーグでは疲労度が違うことは確かですが…」。昨季は出場機会に恵まれなかった。慣れないプレッシャーに肉体が悲鳴を上げている。

 レギュラーに定着するには90分通しての体力は必要不可欠。本多は「何とかしないと。試合ではこまめに水分を取る。食生活も変えないと。塩分を多めに取ったらいいのか。栄養士さんに相談します」。一人暮らしで外食中心の23歳がライフスタイルの改善を誓った。

 「プレー自体にも満足はしていない。自分から仕掛けるシーンをもっと増やしたい。クロスの精度もまだまだ」と本多。躍進中の左サイドバックはピッチ内外で本物のプロへ生まれ変わる。

 (木村尚公)

 

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