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政治
【高木桂一の『ここだけ』の話】都知事選「造反」の進次郎氏は“無罪放免”!! 自民が「処分」見送り
自民党執行部は二月九日に投開票された東京都知事選をめぐり「都内在住支援者100人名簿」提出の“指令”に従わなかった国会議員の「処分」を検討していたが、結局、具体的なペナルティーを課すことは見送ることにした。執行部が名指しで「けじめ」をつけさせる可能性を示唆していた小泉進次郎内閣府兼復興政務官も“無罪放免”となった。やはり党内随一のホープ、人気者は軽々に裁けないということか…。
先の都知事選の際に自民党執行部は、当選した舛添要一氏を支援するため、所属国会議員(都連所属除く)に、それぞれ最低100人の都内在住支持者の名簿を提出するよう指示した。
ところが選挙戦序盤からマスコミ各社の世論調査で「舛添氏が圧倒的優位」という状況が続いたことで危機感が足りなかったのか、議員の名簿提出の出足は鈍かった。このため、石破茂幹事長が未提出者に対し「自らの選挙との自覚のもと、全党を挙げて戦い抜く」とする督促文を送付したほどだ。
執行部はそこまで力を入れていたのに、未提出議員の氏名を公表していない。しかし都知事選後、名簿を出さなかった小泉進次郎氏についてはその限りではなかった。
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