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台湾の震災支援に感謝イベント
3月9日 20時43分

東日本大震災からまもなく3年になるのを前に、被災地におよそ200億円の義援金を送ってくれた台湾の人たちに感謝の気持ちを伝えようというイベントが、台北近郊で行われました。

このイベントは、台湾に留学している日本人大学生たちが企画したもので、会場となった台北近郊の広場には、学生たちが宮城県や岩手県を訪れて集めてきた被災者からの感謝のメッセージが展示されました。
また、学生の代表が、津波の被害によって今もふるさとに戻れず、仮設住宅で暮らしている被災者たちの生活の現状を報告し、「被災地のことを忘れずに、台湾から応援の声を送ってほしい」と訴えました。
このあと会場では、震災の犠牲者に黙とうをささげたほか、台湾の人たちと日本人が一緒に被災地に送る千羽鶴を折って復興を祈りました。
イベントを主催した留学生の1人で、宮城県名取市出身の小野愛さんは、「台湾からの支援を身にしみて感じ励まされたので、多くの被災者の感謝の声を伝えたい」と話していました。
また、イベントに訪れた台湾の女性は、「私たちの支援のことを、被災者が今もしっかりと覚えていてくれて、とてもうれしく感じた」と話していました。

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