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国際
「外交ではなく人権問題」米グレンデール市の慰安婦像 韓国系団体、争点ずらす作戦
【ロサンゼルス=中村将】米カリフォルニア州グレンデール市に「慰安婦」像設置を推進した「韓国系米国人フォーラム」は国際女性デーの8日(日本時間9日)、像の前で日本政府を糾弾し、謝罪と補償を求めた。像をめぐっては、「日韓の微妙な外交問題にもかかわらず、韓国側の立場のみに立った」として、在米日本人らが撤去を求めグレンデール市を提訴したが、同フォーラムなどは慰安婦問題を「世界中の女性の人権問題」とアピールすることで、訴訟の争点をずらそうとする論理を展開している。
像の前にはこの日、同フォーラムの呼びかけで、韓国、中国、フィリピン、タイ、米国、日系米国人の13団体が集結し、慰安婦問題で日本政府を批判した。
同フォーラム幹部は「12歳の少女を含む多くのアジアの女性が日本軍によってだまされ、拉致され、強制的に性奴隷にさせられた。日本政府が真実を受け入れるまで、サポートし続ける」と断言した。
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