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絵本の内容に関する内容以外の解説
1*産院で生まれた頭初は粉ミルクでした。良く眠ってしまい、看護師さんに頬を突っつかれながら「すぐ眠ってしまう飲まない」と言われていました(今思うと失神していた?)そして退院時には頬の赤みが消えて全身の湿疹になりました。
2*当時(今も?)まだ良く解明されてなかったこの皮膚疾患の対応を、どの本をチョイスするかで,
その後の対応は異なってきますが、現在では治りにくくなっていることから問題視されている食事療法で対応しました(母親経由の母乳で)
日本人の食生活の視点から言えば、アレルギー理論の基本を知る上で貴重です。
現在は「ものすごく複雑化している」とされている事からあまり価値をおかれていませんが母親のニーズに合致した(ステロイドや、乳児の腸管に抗菌剤や抗生物質に代わるもの)食事療法専門家が少ない現状があるにしろ、良くならないのにやりすぎに対しては私も批判的な一人です。そのことは明確にしたいと思います。
現在ものすごく複雑化しているとされていることに対しても懐疑的です。食事からみたアトピーは決して曖昧なものではなく明確なものだからです。
食材の質を選択するとダニや環境に強くなれます。
ダニの中で(ダニに対して血液検査上高い数値をがあっても)病気を発症させずに生活することが可能です。
このことは、環境よりも食材優位であることを示していると言えます。
人間て、なんとすばらしいと思う点ですし、日々の食事の大切さを強く認識せざるおえないところです。
つまり食材の選択を間違えていますし、特に原因を把握しきれていないままの食事療法が難治化させていると考えています。...
.この事を特に強調したいと思います.。
当時もNHKはじめ厳しい食事療法に対して批判を受けていましたが、本来はアレルギー理論の紹介を医者向けに書かれたと聞いています。
が、実際は当時の医学会にはほとんど受け入れられず、むしろ母親に広く読まれたといわれています。

私自身は楽しい試食として雑穀を紹介していますが、あくまでもひとつの主食のサンプルとしています。特に相談された食事療法に勧めているわけではありません。
誤解されやすいので付け加えますがもっと食べやすいものでの相談を心掛けています。
雑穀の良い点は非米であること
とアミロペクチンが低い陸稲と同じく低い点、また白米よりも低農薬での栽培が期待できますし玄米と同じく、栄養が白米よりもリッチです。
従って雑穀も、外側を削り取ったものの方が感度は低いでしょう。

3*幸いIgEでは代表的なタンパク質2つのみ除去でしたが実際は米にありました。故、飯倉洋治先生の講演会の時に『IgEの対極にあるもののタンパク質の除去』との講演内容を感銘深く印象に残ります。
なぜ現在の日本ではIgG血液検査のIgEと同じしょくもつアレルギーの検査を行わなくなったのでしょうか?(この辺の事情に詳しい事情をお知らせください、メールをお待ちします)
IgEで血液検査をしても?と思いながら、食事で対応したい母親に混乱を招いている根本原因であり、食事療法を迷走させている原因ではないでしょうか。
IgGが自閉症にかかわっているとまだ証明されていないとされていますし、海外の検査機関のその項目が、日本人の習慣性をもつタンパク質摂取項目を網羅できない現実がありますが、
私は、生まれてくる子への自閉症予防の為に行う妊娠中の血液検査だけではなく、
特に、初期の教育分野で改善が見えてこないタイプに、有効である、と付け加えたいと思います。

4*小学校入学前には人間工学的な見地と疾病の関係を発見されたそれぞれ2つの理論に、そのお二人の先駆者に感謝です。

5*食べ物に対してアトピーの経験からみた印象を書いています。
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人間工学的見地の2つのアトピーに関する理論。
西洋医学の、アレルギー理論と食べ物の関係と、東洋医学的見地を併せ持ち、私を雑穀から開放させて下さった理論。
そして今は、異物をしっかりヒトの細胞に根づかせることが出来た免疫理論に。
上記のそれぞれの四つの理論、必ずしも恵まれた支持を受けてるとは言えない、その先駆者に感謝。

アトピー性皮膚炎の
    実際の除去及び実施から導き出される考察 


 はじめに 1997年頃までは、社会的に除去食療法は受け入れがたい療法であったが、市民権を得たと思われる近年、この疾病が原因と思われる社会的事件が起きている事を憂慮し、自然寛解を待つのではなく、またストレスを主とせず、積極的に皮膚症状を改善する為の方策を導き提案する。

1. この絵本により、この疾病の複雑さを、また本質を経験からのストーリーで簡潔にアピールし、あふれる諸説、情報に影響されない方法をと考えた。「この疾病の本質はイーストコネクションにより消化管粘膜を損傷させる為に食物の透過性が増し食物アレルギーに陥る」(2001アレルギーの臨床21[7])が私経験からは最も近い。つまり言い換えれば症状そのものは経口摂取からの影響を受けた皮膚症状に過ぎない。成長により腸管膜が食べ物に対してある程度消化力が増しても、また投薬を受けても引続き症状を出す場合はタンパク質とは限らない原因を把握出来ずに取り続けているからであろうと推測する。また、肝及び腸内環境を整える食事療法は薬剤摂取と同等の意味を持つ。一定期間、経口摂取に適切な注意を払い続け記録し、そこからヒフに負担になっている原因を見出し、ヒフを修復することにより一般食に段階的に戻す。

2.   食事療法の注意点について

1) 主食などに含まれる毎日同じものを摂取しつづけるタンパク質を中心に低タンパク質食とする。2)日替わりで、又は一食ごとにダシを含む異なるタンパク質摂取となるようにする。3)食材にもともと含まれている油脂以外は一定期間、あえて摂取しない。4)食物に含まれる合成化学物質の添加物をさける。5)煮炊きする水の化学物質を取り除く。6)目安としての食物アレルギー血液検査、その結果を参考に食物日誌の経験を主とする洗い直しと規制内での栄養均整の取れた食事。7)皮膚症状が動かない場合、金属アレルギー検査と白眼の部分の観察、それに対する機能性を期待した食材摂取と排除。

 おわりに この疾病を克服するには、複雑な食材の質の選択を克服しなければならないが経口摂取の問題が他の外的要因よりも優先されるべきである。なぜならば食材の質を選択することによりダニ・花粉に対してより強くなれるという事である。したがって環境よりも食材の質の選択が健康を維持する為の順序としては優位である。

 除去食にたいして[卵以外に優位さはみられなかった]とする近年の研究結果に対しては異論を唱えるものである。
 原因を把握しきれないでの比較・研究結果であろうと推測する。また日本人の腸管を他の先進国の民族よりも最も精密なものと捉えるべきであるかもしれない。
                                                     二箇所で発表済みの本文を更新(H.17年11月)