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福島でこれからも 「ウルトラ警察隊」県警転籍の25人

福島民友新聞 3月9日(日)13時17分配信

 東日本大震災と東京電力福島第1原発事故を受け、全国の警察から特別出向している警察官「ウルトラ警察隊員」で、新年度から県警に転籍する25人。「永久出向者」として、治安面から本県の復興を後押しする隊員たちは、気持ちも新たに被災地の警戒警備や不明者の捜索、県内16署の復興支援係として業務に当たる。
 「変わったことはないですか。なりすまし詐欺被害に気を付けてくださいね」。飯舘村民が暮らす福島市松川町の旧松川小仮設住宅で住民と懇談する斎藤恭兵巡査長(29)=警視庁=と松田聖(しょう)巡査長(29)=静岡県警。2人は福島署復興支援係として活動、4月からは転籍して県警の一員に加わる。
 斎藤巡査長は同市飯坂町出身。聖光学院高から大阪学院大に進学、警視庁に採用されたが、「地元が被災している。少しでも力になれば」と本県出向を志願。2年前から実家から通うなどして業務に励んでいる。
 松田巡査長は山形県河北町出身。宮城教育大の卒業研究で相馬市などの沿岸部を訪問した縁があるという。「思い出の地が津波を受けた。何とかしたかった」と手を挙げた。
 斎藤巡査長は「接することで笑顔になれれば。取り組んできた柔道の指導にも携わりたい」、松田巡査長は「県民の思いをくみ取って住民目線の警察官になる」と意欲を示す。

福島民友新聞

最終更新:3月9日(日)13時17分

福島民友新聞

 

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