国会周辺で大規模な「脱原発」デモ
(その他 - 2014年3月9日)
東日本大震災の発生から丸3年を迎えるのを前にきょう、国会議事堂周辺では大規模な脱原発デモが行われました。
「原発ゼロ」と書かれた横断幕を持ったデモ隊は日比谷公園をスタートし、原発のない未来を訴えながら国会を目指しました。参加者は「原発が再稼働しなければいいなという気持ちで参加した」「自分たちのためでもあるし、福島や被災した人は本当に苦しんでいると思うので、一日でも早くみんなが平和に暮らせるようになれば」などと話していました。
デモ行進の前には日比谷野外音楽堂で集会が開かれ、反原発団体のメンバーや福島県楢葉町の住民、音楽家の坂本龍一さんらが登壇しました。坂本龍一さんは「一番困っている福島や関東、東北の人たちと手を取り合って寄り添って脱原発をやっていかないと絶対に成功しない」と訴えました。
デモには合わせて1万人以上が参加したということです。