大間原発中止 函館でデモ行進03月09日 19時01分
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函館では、青森県で建設中の大間原子力発電所について、市民グループが、建設の中止などを訴えるデモ行進を行いました。
これは、福島第一原発の事故から3年を迎えるのを前に、市内の複数の市民グループが合同で開いたものです。
大間原発は、函館から津軽海峡を挟んで最も近いところで23キロの距離にあり、函館市が、来月、国と事業者の電源開発を相手取り東京地裁で、建設差し止めの訴えを起こすことにしています。
9日はデモ行進の前に、市民グループの代表の竹田とし子さんが「函館市の訴訟は評価できる。市長が考えを変えないように見守っていきたいと思います」とあいさつしました。
その後、デモ隊は、「大間原発、函館は許さない」などと書かれたプラカードを持って、繁華街を行進しました。
参加した女性は、「福島の事故を見て、大間原発が、ひと事ではないと感じて参加しました」と話していました。