2014年3月8日03時00分
東京電力福島第一原発の事故で健康被害の不安にさらされたなどとして、府内などへの避難者が国と東電に損害賠償を求めている訴訟で、新たに20世帯53人が7日、京都地裁に提訴した。記者会見した原告らは「被災者を救済して」などと訴えた。
原告弁護団によると提訴したのは、福島、宮城、千葉の3県からの避難者。1人当たり原則550万円、計2億4860万円を求めている。1次提訴と合わせると請求額は計6億7610万円に上る。原告数は51世帯144人になった。
京都弁護士会館で7日、会見した鈴木絹江さん(63)=西京区=は、福島県田村市から2013年10月に夫と避難してきた。田村市で福祉施設などを運営するNPO法人の理事長。いまも月1回ほど同市を訪れる。「避難したことに罪悪感、絶望感がある」とした上で「福島の仲間に何ができるか考え、提訴を決めた」と述べた。
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