【ハノイ=共同】マレーシアの首都クアラルンプールから北京に向かう途中に消息を絶ったマレーシア航空機(乗客乗員239人)について、マレーシアとベトナムの当局は9日、同機が墜落した可能性のあるベトナム南部沖合の南シナ海で捜索を続けた。
ベトナム軍当局は8日に同国南部沖合トーチュー島の南東約140キロの海域で、油のようなものが15~20キロにわたり浮かんでいるのを空軍機から確認。調査のため現場に艦船を派遣した。
ベトナムの地元メディアによると、当局は8日夜にいったん打ち切った空からの捜索も9日早朝から再開。シンガポール当局も捜索活動に加わる。
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