輸入石 １００億円超覚醒剤か03月07日 18時50分
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ことし１月、福岡県の博多港に輸入された石の中に、覚醒剤を隠し持っていたとして、メキシコ人の男ら５人が逮捕されました。
石の中には２００キロ以上、末端価格にして１００億円を超える覚醒剤が隠されていると見られ、警察と税関は、石を割って中の覚醒剤とみられる粉末を押収することにしています。
逮捕されたのは、メキシコ人のオルティス・ロペス・ダニエル容疑者（３９）らあわせて５人で、ことし１月に博多港に輸入された石の中に、密売する目的で覚醒剤を隠し持っていた疑いが持たれています。
警察と税関は７日、石が運び込
まれた神奈川県相模原市内の貸し倉庫を捜索しました。
石は、高さと幅、それに奥行きがそれぞれ２メートルほどで、税関がＸ線装置で調べたところ中に空洞があり、２００キロ以上、末端価格にして１００億円を超える覚醒剤と見られる粉末が隠されているのが確認されました。
警察と税関が密輸した人物を特定するため、石をそのまま受け取らせる手法で捜査を進めた結果、石は、いったん鹿児島県に運ばれ、その後、神奈川県に移されて、オルティス容疑者が受け取ったということです。
警察と税関は、石を割って中の覚醒剤とみられる粉末を押収することにしています。