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公開講座で被災地支援を紹介
03月08日 19時10分

公開講座で被災地支援を紹介
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東日本大震災から3年になるのを前に、大牟田市で8日、被災地への支援を続けている市民団体の活動などを紹介する公開講座が開かれました。
この講座は東日本大震災の被災地の実情を知ってもらおうと、大牟田市が開いたもので、市民などおよそ30人が参加しました。
講師は大牟田市の市民団体のメンバーとして宮城県南三陸町で支援活動を続けている彌永恵理さんが務めました。
この中で彌永さんは被災した人たちに笑顔を取り戻してもらうため津波で塩の被害を受けた杉の木で作ったベンチや、大牟田市民のエールを刻んだ竹のとうろうを仮設住宅などに届けていることを紹介しました。
さらに、彌永さんはいまも被災者の多くが復興は十分に進んでいないと感じていることを説明し、「震災を忘れることなく、自分たちができる支援を今後も続けることが大事になる」と呼びかけました。
柳川市から来た40代の女性は「実際に南三陸町の惨状を見たが、復興が進んでいないのは辛い。被災地の品物を買うなど支援を続けたい」と話していました。