データで見る震災3年
東日本大震災の発生からから3年。大きな被害を受けた岩手・宮城・福島の復興はどこまで進んだのでしょうか。
統計データをとおして見てみます。
死亡した人のうち、これまでに99%に当たる1万5786人の身元が確認されていますが、依然として98人の身元は分からないままです。
地震や津波が直接的な死因ではないものの、震災後に体調や持病の悪化などが原因で亡くなる「震災関連死」は、各都道府県が認定します。
仮設住宅や民間の賃貸住宅の空き室や公営住宅などのいわゆる「みなし仮設」で暮らしている被災者は、この9か月で約4万1000人減りました。
震災で仕事を失ったり死亡したりして経済的に困窮し、国が学費などを支援した子どもの数です。