「WorkFlowy」のタグ機能が「MindNode」にも欲しい
小ネタです。というか妄想アイデアネタです。
以下の記事にあるように、クラウド・アウトライナー「WorkFlowy」にはタグ機能がついています。
【WorkFlowy Tips】 よく使うタグはHomeに置くといい(ウラガミ)
- 項目中に#や@を使うとその後の単語がハイパーリンク化され、
- そのリンクをクリックすると、
- そのタグを含んだ項目とその親項目のみが抽出される
使ってみるとわかりますが、まさに「抽出」といった感じ。これまでのアウトライナーとは違った方向性の「感触」を感じます。いうなれば、変化球を覚えた投手みたいなものでしょうか。
使い方はいろいろ考えられそうですが、その「いろいろ考えられそうな」ところがそもそもの魅力ですね。
マインドマッピング中の閃き
最近、MindNodeで大型のマインドマップを作っています。
付箋、情報カード、A4用紙に書き出した全ての要素を、MindNode上で再構築する作業です。
MindNodeはメインノードを複数配置できるので、大型案件にはぴったり。で、その作業を進めているときに、ふと閃いたのです。「これ、タグ機能あればいいんじゃね?」と。
つまりは、こういうことです。
普通にノードを入力し、中に#付きのタグを入力しておく。
で、そのタグをクリックすると、
こんな感じで別のマインドマップが表示される。
このマインドマップにも直接ノードを追加できるが、メインのマップに含まれていないものは、ノード・ラインが灰色で表示される。もし、メインのマップに同じ名前+タグを持つノードが登場した場合は、ノート・ラインの色が変化する。
こうすることで、一つのマインドマップを複数の視点から眺めることができますし、また特定の項目だけを抽出できるので、「参考文献リスト」や「登場人物リスト」を作成するのも簡単です。
さいごに
もしかしたら、すでにこういう機能を持つマインドマップツールがあるのかもしれません。
もし、ないとしたらチャンスです。と書いて、開発者さんの火種を煽っておきましょう。とりあえず、デジタルにせよアナログにせよ、考具の進化的可能性はまだまだ眠っていそうです。
▼こんな一冊も:
Evernoteとアナログノートによる ハイブリッド発想術 (デジタル仕事術) |
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倉下 忠憲
技術評論社 2012-06-30 |
考具 ―考えるための道具、持っていますか? |
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加藤 昌治
阪急コミュニケーションズ 2003-04-04 |