2020年東京五輪・パラリンピック組織委員会が、12年ロンドン五輪体操女子代表で、昨年末に引退した田中理恵さん(26)を理事に起用する方針を固めたことが分かった。今まで発表されている理事6人は会長の森喜朗元首相(76)ら全員男性で、国際オリンピック委員会から「選手出身者や若手、女性を多く起用するように」との要望を受け、白羽の矢を立てた。

 田中さんは初出場した10年世界選手権で観客を最も魅了した選手に贈られるエレガンス賞を受賞した。ロンドン五輪で日本初の3きょうだい代表となり、個人総合16位、団体8位。昨年6月には東京招致委員会のスイス・ローザンヌでのプレゼンテーションに選手代表として登壇した。