国会議員の議席や選挙の候補者の一定割合を女性とする「クオータ制」の導入を目指す集会が7日、国会内で開かれた。自民党の野田聖子総務会長や公明党の古屋範子衆院議員、社民党の福島瑞穂副党首ら超党派の議員らが参加した。

 野田総務会長は「私たちがクオータ制でげたをはかされるわけじゃない。常にげたをはいて闊歩(かっぽ)されている男性に並ぶためのクオータ制だとご理解頂きたい」とあいさつ。

 民主党の中川正春幹事長代行は「政府に対して法制化しろといっても調整できない難しさがある」として議員立法の制定も視野に、超党派の議連の立ち上げを呼びかけた。(明楽麻子)