小松法制局長官:共産党議員と口論…「番犬」批判で異例
毎日新聞 2014年03月08日 00時25分(最終更新 03月08日 00時58分)
小松一郎内閣法制局長官が7日の参院予算委員会終了後、国会内の廊下で共産党の大門実紀史参院議員と激しく口論する場面があった。4日の参院予算委で別の共産党議員に「政権の番犬」と批判されたことが尾を引いた形で、官僚が衆人環視の場で国会議員と口論するのは異例だ。
大門氏によると、予算委後に廊下で小松氏に声を掛け「番犬」の表現は不適切だったと伝えるとともに、小松氏が5日に社民党議員への答弁で反論を述べた経緯について「共産党に直接抗議してほしかった」と指摘した。
これに対し、小松氏は「最初の(答弁)機会だったので」と反論して譲らず、互いに顔を近づけて口論となった。(共同)