あべのハルカス:日本一「地平線まで続く」夜景…全面開業
2014年03月07日
あべのハルカスの展望台からの夜景を楽しむ人たち=大阪市阿倍野区で2014年3月7日午後7時6分、三浦博之撮影
高さ300メートルの日本一の超高層ビル「あべのハルカス」(大阪市阿倍野区)が全面開業した7日、同ビルには午後8時までに約14万人が来場した。近畿日本鉄道は「ホテルも満室で、好調な滑り出しだ」としている。最上層の展望台「ハルカス300」には約5000人が上り、夜には一面に広がる大阪の夜景に魅了されていた。
58~60階に位置する展望台は全面ガラス張りで、360度の眺望が楽しめる。一般客を迎えた初めての夜となったこの日は、通天閣や大阪城など名所のほか、関西国際空港に離着陸する航空機の機影まで望むことができた。床面に映像を映し出す演出も披露され、来場者は幻想的な光景に見入っていた。
鹿児島市から訪れた主婦、亀山ひろみさん(36)は「地平線まで夜景が続いていて、すごいの一言。ロマンチックですね」と感激した様子だった。【岡奈津希】