Ａ．Ｂ．Ｃ−Ｚ　主演舞台「ＡＢＣ座２０１４ジャニーズ伝説」制作発表

　ジャニーズの５人組グループ「Ａ．Ｂ．Ｃ−Ｚ」が７日、東京・丸の内のパレスホテル東京で、主演舞台「ＡＢＣ座２０１４　ジャニーズ伝説」（作・構成・演出ジャニー喜多川）の制作発表に出席した。

　昨年１０月に東京・日生劇場で上演された傑作舞台の再演。ジャニーズ事務所の第１号グループ「ジャニーズ」や、少年隊らの伝説的エピソードを、歌やアクロバティックなパフォーマンスに乗せて表現する。再演舞台では、初演に盛り込めなかった新たなエピソードや、Ａ．Ｂ．Ｃ−Ｚ自身の歴史を振り返るシーンも盛り込むという。

　メーンボーカルの橋本良亮（２０）は、会見でジャニーズ伝説ならぬ、ジャニーさん（ジャニーズ事務所のジャニー喜多川社長）伝説を披露した。

　舞台「ジャニーズワールド」のリハーサルで、服部良一さん作曲の名曲「胸の振り子」を舞台上で練習していると、客席に座っていた喜多川社長が「ユー、ちょっと来て。あそこ（のパート）が違う」と、同曲を歌い出したという。橋本が「すごい美声でしたよ」と振り返ると、河合郁人（２６）は「ジャニーさん、美声伝説でした！！」と得意げにシャウトした。

　今月１２日には、劇中歌やグループのオリジナル曲を収録したアルバム「ｆｒｏｍ　ＡＢＣ　ｔｏ　Ｚ」でＣＤデビューする。初代ジャニーズの楽曲の大半は英語詞だが、橋本は「ショーの勉強も、英語の勉強もしたい。日本でできないことがアメリカではできるので、常に行きたい気持ちがあります」と、米国進出に夢を膨らませていた。

　公演は東京・日生劇場で５月９−３０日。