開幕に向け気合の入る森田理香子(左)と服部真夕=沖縄・琉球GCで(武藤健一撮影)
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国内女子ツアーの今季開幕戦、ダイキンオーキッドレディス(賞金総額1億円、優勝1800万円)が7日、沖縄県南城市の琉球GC(6473ヤード・パー72)で開幕する。森田理香子(24)=リコー=が2年連続賞金王へ、まずは1勝を目指す。
大会連覇で、2年連続賞金女王へのろしを上げたい森田は「調子はボチボチ。今年は2月にチーム岡本(岡本綾子門下)でフロリダ合宿をして、ショートゲームの実戦練習がたくさんできた。それが精度アップにつながっててくれたらいいなと思ってます」。女王戴冠に浮かれず、テレビ出演などの依頼はすべて断り、今オフも体づくりに打ち込んできた。「トーナメントで上位に行くことで、いろんな人に自分を見てもらえると思う」と話し「毎年必ず複数優勝する選手にならなきゃいけない。リカバリー率をもっと上げたい」と表情を引き締めた。
昨年賞金ランク2位の横峯さくら(28)=エプソン=は今季、海外メジャー挑戦に焦点を絞ると明言。代わって、森田の好敵手に名乗りをあげるのは服部真夕(26)=LIXIL=。森田と同じチーム合宿で「すごくいい環境で開幕前にゴルフができた。まずこの開幕戦でそれをしっかりと生かしたい」と言い「今年は勝負の年。優勝にこだわっていきたい。その結果、賞金女王も視野に入れて戦いたいと思ってます」と、森田に挑戦状をたたきつけた。 (月橋文美)
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