左こめかみ付近から出血し、顔をゆがめる遠藤=堺市北区の追手風部屋宿舎で(永井響太撮影)
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東前頭筆頭に躍進した遠藤(23)=追手風=の大阪後援会が6日、発足した。これまで地元・石川県に3つの個人後援会があるが全国規模では初めて。春場所の強力な援軍になりそうだ。
新たなサポートに遠藤も思わずニッコリだ。「(大阪で)応援してくださる方は豪快ですし、一緒にいて話の最後に笑いがあるし、過ごしていて楽しいところ。素直にうれしいです」。稽古場と違ってリラックスモードの遠藤は笑みを浮かべながら感謝した。
名称は「遠藤聖大後援会『藤の会』大阪後援会」で、大阪の医療法人「錦秀会グループ」の籔本雅巳最高経営責任者(CEO)が会長を務める。この日、大阪市内のホテルで行われた発足パーティーには600人が集まる盛況ぶりだった。5月には東京後援会も設立され、名古屋、福岡でも順次発足する予定だ。
地元・石川県にこれまで、遠藤の卒業した金沢市立西南部中が中心の「遠藤金沢西南部後援会」、金沢学院東高の関係者らによる「遠藤関金沢後援会」、同県内の日大OBで組織する「日大石川遠藤聖大後援会」の3組織があった。だが、この日できた後援会は大阪が拠点。自身や親族にゆかりのない場所での発足は異例だ。
だが、遠藤にとって大阪は思い出深い土地でもある。日大1年の時に全国学生選手権で優勝。角界デビューも昨年の春場所だった。「縁起のいい場所だと思っているし、デビューした場所でもある。少し特別な思いはありますね」と遠藤。7日にはいよいよ初日、2日目の取組が決まる。遠藤が新後援会のサポートを力に変えて本場所に臨む。 (永井響太)
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