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【プロ野球】

杉内は4イニング1失点 納得の62球

2014年3月6日 紙面から

◇巨人6−4日本ハム

オープン戦初登板で順調な仕上がりを見せた杉内=札幌ドームで(戸田泰雅撮影)

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 巨人の村田が2戦連続の複数安打となる3安打。的確に打ち分けた。杉内は4イニング1失点で順調な仕上がり。日本ハムの斎藤はオープン戦初登板で4イニング3失点。直球の制球に課題を残した。2安打の大谷は犠飛と適時二塁打で2打点。

      ◇

 納得の62球だった。巨人先発の杉内がオープン戦初登板。1回に大谷の中犠飛で1点を許したが、前夜に10点を奪った日本ハム相手に、4イニングを4安打1失点に抑えた。

 「直球の感触は悪くなかった。ファウルも多かったし、フライアウトも多かった。しっかり投げられているので、大丈夫です」。宮崎キャンプで腰の張りを訴え、調整が若干遅れた左腕。開幕投手をめぐる競争は内海と菅野がリードしているが、諦めていない。今季は完全復活を期して「開幕を狙う」と宣言してスタートした。上々のペースで調整できているだけに、譲る気はない。

 「可能性があるのならやっていきたい」。この言葉を現実にするには結果が必要。だからこそ、オープン戦とはいえ、左腕は一球ずつ気持ちを込めていった。その証拠が「疲れた。4イニングが長く感じました」と語るほどの奮投。原監督も「きょうは良かったですね。順調にきている」と合格点を与えた。 (川越亮太)

 

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