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国際
【中国無差別殺傷】ネットでデマ「生き残りがテロ」…45人処分、社会秩序乱した
2014.3.7 19:51
[中国]
【北京=川越一】中国公安省は7日までに、雲南省・昆明駅で起きた無差別殺傷事件に絡み、インターネット上に「デマ」を流した45人に対し、故意に社会秩序を乱したなどの理由で、行政拘留や警告の処分を科したことを明らかにした。
公安省が中国版ツイッター「微博」上で公表したところでは、事件発生後、「ウイグル族の暴徒が杭州の西湖地区で暴行し、10人が死亡、80人以上が負傷した」「犯人の生き残りが、4日午後5時に、雲南省の他の地域でテロを起こすと話した」などの情報がネット上で広まった。処分対象か否かは不明だが、「事件の負傷者は病院でまず、5万元(約83万円)を支払わなければならない」との「デマ」も流れていた。
中国最高人民法院(最高裁)などは昨年9月、ネット犯罪に関する「刑法解釈」を公布。社会秩序を混乱させたり、国家利益を損なう投稿をした場合、侮辱・誹謗(ひぼう)罪について最高3年以下の懲役と定める刑法第246条を適用すると発表した。対象となる重大案件の基準は、閲覧5千回以上、転載500回以上などとなっている。
公安省は今回、「デマ」と確認された事例に処分を科したとしている。しかし、北京市内では警察関係者が「他の地域でもテロ事件が起きたが、箝口(かんこう)令が敷かれている」と話したと伝わっている。「デマ」への厳しい姿勢は、習近平指導部が類似事件の発生や国民の動揺に神経をとがらせていることをうかがわせる。
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