顔の凹凸がはっきりしている欧米人の間で、骨格を強調する”contour & highlight makeup”(光と影メイク)が大流行しています。
そこで今回は「そんなに濃い色を!?」と驚く色づかいで、とても自然なメリハリ顔にメイクを仕上げるコツをご紹介します。
■骨の位置に合わせて3色を使う
(1)茶色のブロンザー
写真を参考にして、自分の頬骨を探してください。耳の上部付け根から頬骨の下にかけて、斜めにブロンザーで影を入れます。さらに、鼻の付け根付近から小鼻の辺りまでブロンザーを入れて、鼻の高さを強調します。えら張りが気になる人はこの部分と、顎先にものせればくっきりラインに。
テクスチャーがパウダータイプなら細いフデを使って丁寧に塗布。影を広げすぎないようにするのがポイントです。リキッドタイプなら最小限の量をフデか手で塗布します。コーヒー牛乳の色より濃いものを選びましょう。自分の肌色より、3段階以上暗い色がおススメです。
(2)“ラメ感のない”ハイライト
眉の間・涙袋の下から目尻・唇の山の上、この3カ所を中心にハイライトをのせます。鼻の高さを強調したい人は、鼻筋の上にも塗布、顎の高さを出したい人は下唇のくぼみより下の部分に塗布してもOK。
ラメ感のあるものを使うとナチュラル度合いが低くなるので、ラメが入っていない、コンシーラーのような硬めの質感でマットなものを選んでください。色は、黒板の白いチョークくらい真っ白なものを。自分の肌より3段階以上明るい色がよいでしょう。
(3)薄ピンクのチーク(ブラッシュ)
頬骨をはっきりさせるためには、チークも重要。頬骨の一番高い部分に薄いピンク色のチークをはっきり、まるく乗せます。頬骨の下に斜めに入れたブロンザーとの境をぼかすように、チークブラシを使いましょう。ほんのり蒸気したピンク色を選ぶと、ナチュラルに仕上がります。
■ブレンディングスポンジかブラシを使う
顔に絵を描いたように濃い色を塗布したら、ブレンディングスポンジ、またはブラシを使って塗布部分を仕上げます。
ブレンディングスポンジは、水を含ませると大きさが変わる卵形のものがおススメ。顔の細かい部分にもしっかり密着できる形なので、ムラになりません。一度スポンジに含ませた水を固く絞って、顔に塗布した色味が自然になるまでやさしくパッティングしましょう。
ブラシを使うときは、色と色の境目をぼかすように顔の表面を何度もなでます。仕上げにルースパウダーを使うと、下地に使用した濃い色がさらに自然な肌色に近づきます。
一度行程を覚えてしまえば5分で終わるベースメイク。 この春、思い切った色づかいで、自然な“凹凸顔”を手にいれましょう!
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