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情報BOX:クリミア半島の歴史や軍事的重要性

2014年 03月 7日 13:45 JST
 
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[6日 ロイター] -ウクライナ南部クリミア半島をめぐり、同地で実効支配を強めるロシアと欧米諸国の対立が、東西冷戦以来の深刻な局面を迎えている。

クリミア半島の概要は以下の通り。

<歴史>

18世紀、多くのウクライナ系住民とともにエカテリーナ2世統治下のロシア帝国に併合。その直後に南東部セバストポリにロシア黒海艦隊の基地が置かれる。

英・仏が支持するオスマン帝国とロシア帝国が戦った1853─56年のクリミア戦争では、50万人以上が犠牲となった。この戦いで欧州の勢力図が塗りかえられ、後の第一次世界大戦へとつながった。

1921年、主にタタール人の居住地だったクリミア半島はソ連領となった。第二次世界大戦末期、スターリン政権は、イスラム教徒であるタタール人をナチス協力者としてクリミアから集団追放した。

クリミアはウクライナに帰属替えする1954年まで、ソ連に属するロシア共和国の一部だった。

1991年のソ連崩壊後、クリミアの帰属をめぐるロシアとウクライナ間の政治的な争いが断続的に起きている。   続く...

 
 

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3月6日、ウクライナ南部クリミア半島をめぐり、同地で実効支配を強めるロシアと欧米諸国の対立が、東西冷戦以来の深刻な局面を迎えている。写真はクリミア自治共和国の首都シンフェロポリで(2014年 ロイター/Vasily Fedosenko)
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