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家事の時間 日本男性最低水準
3月7日 20時40分

家事の時間 日本男性最低水準
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世界各国の男女が、家事などに1日平均どのくらい時間を充てているか調べた報告書をOECD=経済協力開発機構が発表し、日本人男性が家事や育児に充てる時間は1時間余りで、最も低い水準にとどまりました。

この報告書は、OECDが、加盟国のうち26か国の男女について、家事や育児、仕事、それにレジャーなどに1日平均どのくらい時間を充てているか調べて分析し、発表しました。
このうち家事や育児に充てる時間は、男性では、デンマーク人が3時間6分で26か国中、最も長いのに対して、日本人は1時間2分で、韓国人の45分に次いで最も低い水準にとどまりました。
一方、女性について見ると、日本人はおよそ5時間で、トルコ人やメキシコ人に次いで長く、最も短いスウェーデン人は3時間27分でした。
また、仕事や通勤にかける時間は、日本人男性が最も長く、最も短いフランス人男性のほぼ2倍でした。
OECDは、各国の男性が家事や育児をする時間は増えつつあるが、依然として男女の間で不公平が続いていると指摘しています。

国別順位

調査の対象になった26か国のうち、男性が家事や育児にかける1日当たりの平均時間が長い上位の国々は次のとおりです。
1位:デンマーク3時間06分
2位:ノルウェー3時間04分
3位:オーストラリア2時間52分
4位:エストニア2時間49分
5位:スロベニア2時間46分
一方、1日当たりの平均時間が短い国々は次のとおりです
22位:メキシコ1時間53分
23位:イタリア1時間50分
24位:ポルトガル1時間36分
25位:日本1時間02分
26位:韓国45分

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