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ザスパクサツ群馬に経営改善求め調査へ3月7日 22時50分
サッカーJリーグは2012年度末時点で債務超過となっていた9つのクラブのうち、J2のザスパクサツ群馬が特に経営が厳しいとして、今後どのように改善していくか来週にも聞き取り調査を行うことを明らかにしました。
Jリーグは昨シーズンからクラブ経営の健全化を目指して「クラブライセンス」制度を導入し、2012年度以降、3期連続で赤字のクラブと、今年度末の時点で債務超過のクラブはJリーグへの参加資格を失うとしています。
Jリーグは2012年度の決算で債務超過の状態だったJ1とJ2の9つのクラブについての現状と、来シーズンのライセンス交付の見通しについて説明しました。
それによりますと、最も経営が厳しいのはJ2のザスパクサツで、2012年度末で8700万円に上っていた債務超過を2013年度も大幅には解消できず、5期連続で赤字を計上する見込みということです。
このためJリーグでは「今後、どのように経営改善を進めていくか早急に確認する必要がある」として、今月11日にもクラブに聞き取り調査を行うことを明らかにしました。
Jリーグによりますと、ザスパクサツは、来シーズンのライセンス審査が行われることし9月までに、今年度の決算が黒字になる見通しと、債務超過を解消できる根拠を具体的に示さなければならず、「根拠が弱い」と判断された場合には、来シーズンからリーグに参加できなくなるおそれもあるということです。
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