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大理石に覚醒剤隠して密輸か3月7日 3時46分
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福岡県の博多港に輸入された大理石の塊の中に、密売する目的で覚醒剤を隠していたとしてメキシコ人の男が逮捕され、警察と税関は男が大がかりな密輸グループの一員で大量の覚醒剤をメキシコから密輸したとみて調べています。男は容疑を否認しているということです。
逮捕されたのは、メキシコ人で住所、職業ともに不詳のオルティス・ロペス・ダニエル容疑者(39)です。
警察によりますと、ことし1月、福岡県の博多港に輸入された大理石の塊の中に、密売する目的で覚醒剤を隠していたとして覚醒剤取締法違反の疑いがもたれています。
警察によりますと、大理石は高さと幅、奥行きがそれぞれ2メートルほどの大きさで、税関がX線装置で調べたところ、中に空洞があり、200キロを超える粉末のようなものが入れられているのが見つかったということです。
一部を取り出して鑑定した結果、覚醒剤と分かり、警察がこの大理石を監視していたところ、博多港から鹿児島県を経由して相模原市の貸し倉庫に運び込まれたことが分かり、受取人だったオルティス容疑者を逮捕しました。調べに対し「知らない」と容疑を否認しているということです。
警察は、運搬などに関わったとみられる日本人やペルー人など4人も覚醒剤取締法違反の疑いで逮捕しました。警察は、オルティス容疑者が大がかりな密輸グループの一員で覚醒剤を石の中に隠してメキシコから密輸したとみて調べています。
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